「魅力あるコスパ車を探そう」メルセデスAMG・A45SとアルピーヌA110、そしてマツダCX-30。欲しいと思わせる３台の高い実力！

世界最強2リッタースポーツ！ 圧巻の421ps、コーナーも速い

　世界で過熱するホットハッチに対するAMGからの一撃。2リッター世界最強の直4ターボエンジンは圧巻の421ps／500Nm。そのハイパワーを4WDで伝達しつつ、曲げるための機能を備えたリアデファレンシャルが、アンダーステアを抑えたスーパーハンドリングを実現。

　Aクラスの一員と考えると800万円弱のプライスタグに驚くが、最高峰のAMG・GTをコーナーで追いつめる全天候型スーパーハッチである。高い実力を体感すると納得する。

自在なフットワーク！　理想のミッドシップスポーツ

　新車で購入できる世界一のライトウエイトスポーツを挙げよ、といわれたら即座にA110を選ぶ。サイズ感は絶妙。お洒落なスタイリングとインテリアのすべてにフランスの薫りが漂う。エンジンは1.8リッターターボ。日産ベースのユニットをアルピーヌがアレンジするとこうなるというお手本。

　刺激的な加減速はもちろん、自在に軽快に曲がり、安定したフットワークは、格上のスーパースポーツを上回る。理想のミッドエンジン後輪駆動車だ。

美しくダイナミックな造形。価格以上の価値が実感できる！

　CX-30は手ごろなサイズのクロスオーバー。スタイリングは美しくダイナミック。街で見かけると思わず目で追ってしまう。デザインは魅力たっぷり。クルマはやはりカタチが大切だ。

　室内やラゲッジ空間は広く使いやすく、全高は一般的な立体駐車場に対応する。スカイアクティブG／D／Xを揃えたパワーユニットと、FF／4WDの駆動方式の組み合わせで選択肢は豊富。各部の質感は高く、価格以上の価値が実感できる1台である。

欲しいと思わせる価値があるかどうかが重要だ！

　価格を重視するバリューもあるが、ボクは“ほしいと思わせる魅力”を最優先した。スタイリングが最初に立ち、インテリアなどの質感、エンジンやモーターが生むパフォーマンスがクルマを引き立たせているかどうかが重要項目。800万～1000万円級もバリューカーとして挙げたのは、そんな理由からだ。

Comments

この記事を書いた人の「コスパ」は「コストパフォーマンス」じゃない別の言葉の略語なのだろう。

そりゃ欲しいよ。
俺に20万で売ってくれ