トロロッソ・ホンダのドライバーとして、2019年にF1に戻ってくることが発表されたダニール・クビアト。チーム代表のフランツ・トストは、F1から離れていた期間が彼をより強いドライバーにしたと語り、彼に良いマシンパッケージを与えるために力を尽くすと誓った。
2014年にトロロッソからF1にデビューしたクビアトは、2015年にレッドブルに昇格。しかし2016年は序盤に接触が相次いだことで、シーズン途中にトロロッソへ事実上の降格となった。2017年はチームに残留したものの、シーズン終盤に解雇されていた。
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今季は開発ドライバーとしてフェラーリでシミュレーター作業などを担当していたクビアト。そんな中、ダニエル・リカルドのルノー移籍に伴いトロロッソのシートに空きが生じたものの、レッドブル育成ドライバーにすぐにF1昇格できるドライバーはおらず、クビアトに白羽の矢が立った形だ。
「まず最初に、再びF1でレースをする機会を与えてくれたレッドブルとトロロッソに感謝したい。僕がよく知るチームに復帰することができて嬉しい」
そうクビアトはコメントを寄せた。
「トロロッソではいつも、自宅にいるような感触があった。それは来季も同じだと確信している」
「僕のドライビングスキルを信頼し、開発ドライバーとしてF1との繋がりを保たせてくれていたフェラーリにも感謝したい」
「僕の仕事は主にシミュレーターをベースにしていたものだったが、僕はたくさんのことを学んだ。そして今の僕は、トロロッソを離れた時よりも強くなっているし、より準備ができている」
「もう一度F1でレースをするという希望を、諦めたことはなかった」
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、クビアトが短時間で成熟したドライバーになったとmotorsport.comに語っていた。
トスト代表は、クビアトについて「彼はF1でもう一度チャンスを掴むのにふさわしいドライバーだと思っていた」と語った。
「ダニールは天性のスピードと高いスキルを持つドライバーであり、それは彼のキャリアの中で何度か証明されてきた」
「過去、彼は何度か難しい状況に直面しなければならなかった。しかしレースから離れていた時間によって、彼は人間的に成長したと確信している。それは、彼の能力をトラック上で発揮するのに役立つはずだ」
「我々は彼に素晴らしいパッケージを提供するために力を尽くす。そして私は、彼のベストはまだ発揮されていないと感じている」
「それが、我々が彼を喜んで再びチームに迎え入れた理由だ。我々は彼と一緒に、成功を収めるシーズンを送りたい」
なお現ドライバーであるブレンドン・ハートレーはチームと長期契約を結んでいると主張しているが、クビアトのチームメイトは未だ発表されていない。
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