Bugatti Chiron Super Sport 300+
ブガッティ シロン スーパースポーツ 300+
ランボルギーニ初のハイブリッド「シアン」は故ピエヒ博士に捧げる特別なモデルに【フランクフルトショー 2019】
300マイルオーバーを達成した史上初の量産モデル
ブガッティ・オートモビルズは、シロンによる量産車初の時速300マイル(490km/h)を超える世界速度記録樹立の熱気も冷めやらぬなか、スペシャルエディション「シロン スーパースポーツ 300+」を発表した。この特別なシロンは、9月7日にモルスハイムで行われた創業110周年記念式典において選ばれたカスタマーにのみ披露した。
ブガッティは、8日2日にドイツ北部のエーラ・レッシェンで行われた記録会において、史上初めて量産車として時速300マイルを突破。正確には時速304.773マイル(490.484km/h)を達成し、名実ともに史上最速の量産ハイパースポーツの称号を確かなものとした。
ベースから100hpもパワーアップした1600hpを発揮
30台が限定生産されるシロン スーパースポーツ 300+のエクステリアは、300マイル記録更新車がベースとなる。また、100hpも出力が向上した最高出力1600hp(1176kW)を発揮するW型16気筒エンジンが搭載される。
ブガッティ・オートモビルズのステファン・ヴィンケルマン会長は、この特別なシロンの発表に喜びを隠さない。
「史上初の量産車での時速300マイル突破という驚異的な速度記録達成を受けて、我々はお客様にシロン スーパースポーツ 300+を贈ります。これは貴重なスペシャルエディションというだけでなく、史上最速のブガッティでもあるのです。しかも、ただ速いというだけではありません。ハンドメイドによる素晴らしい品質、見事な出来栄え、そしてディテールへのこだわりの象徴でもあります」
レーシングカーのようなロングテールを採用
シロン スーパースポーツ 300+は420km/hでの巡航走行を想定し、エアロダイナミクスを最適化。ベースとなったオリジナルのシロンとは、見栄えの異なるエクステリアを手に入れている。
フロントセクションに設けられたエアカーテンは、フロントエアインレット付近で発生する乱流をボディサイドに向けて導く効果を持つ。また、フロントのホイールアーチのエアアウトレットは、ホーイルアーチ内のラム圧を低めることでダウンフォースを発生させ、ドラッグを低減させる。
最も大きな変更を受けているのはリヤセクションだろう。かつて耐久レースで活躍したプロトタイプカーのように、リヤのオーバーハングが伸ばされた“ロングテール”が採用された。この結果、層流がより長くボディ上を通過できるようになり、空力失速は40%以上も減少している。
エギゾーストパイプ周りもレイアウトの変更を受けており、リヤに設置されたディフューザーが大型化。リヤ周辺のダウンフォースレベルも大幅に向上した。また、リヤウイングに関してはトップスピード・モードを選択すると、引き込まれた状態で高速域での空気抵抗を低減させる。
ブラックカーボンのボディにジェットオレンジのストライプ
ボディカウルはブラックのフルカーボンコンポジット製で、センターにはジェットオレンジのレーシングストライプが配された。ブラックのエンジンカバー、フロントガラス用ワイパーもカーボン製となっている。フロントグリルのブガッティ“マカロン”ロゴは、シルバーとエナメル製。これもシロン スーパースポーツ 300+専用の特別装備となる。
足元に奢られた超軽量マグネシウムホイールは、他のトリムと同様にノクターン仕上げを採用。また、乗降時にドアを開けるとLEDライトにより“Super Sport 300 +”という文字が地面に照射される。
インテリアはブラックカーボンで統一され、ベルーガブラックのレザー、アルカンターラが印象的に組み合わせられた。ここにボディのストライプと同様のジェットオレンジをアクセントカラーとして使用。カーボンドアシル、ヘッドレスト、センターコンソールのニーサポートには細かいジェットオレンジのダブルステッチが入れられている。
30台限定で価格は350万ユーロ、2021年半ばにデリバリー
「このシロン スーパースポーツ 300+は、これまでブガッティが築き上げてきた数々のスピード記録という輝かしい歴史だけでなく、世界記録を達成した我々のチームにも敬意を表しています。彼らは時速300マイル以上で走行するという、タフな課題に取り組んだのです」と、ヴィンケルマン。
「そして、これはただの特別仕様車ではありません。世界最速のラグジュアリーハイパースポーツでありながら妥協を一切廃した美しさと快適さを持つ、紛れもないブガッティなのです」
シロン スーパースポーツ 300+は、先週末に行われたグランドツアーのフィニッシュ後、土曜日の夜に公開。 30台限定で製造され価格は350万ユーロ(約4億1500万円)。最初のデリバリーは2021年半ばを予定している。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダN-BOXは首位変わらずも、2位スズキ・スペーシアが前年比150%と好調。トヨタ・ルーミーが登録車首位、全体3位に!(24年10月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
【比較試乗】街乗りからオフロード走行まで可能な本格オフローダーを比較検証。タフな相棒の戦闘力は?「ランドローバー・ディフェンダー vs トヨタ・ランドクルーザー vs メルセデス・ベンツ Gクラス vs ジープ・ラングラー」
ディズニーデザインの限定キャンピングカー第4弾は「ライオンキング」! 発売は1月31日
日産『リーフ』次期型はAWDクロスオーバーに進化! 初のデュアルモーター搭載も
アウディ、新型クーペSUV『Q5スポーツバック』発表、「MHEVプラス」で燃費追求
「車線減少の手前で抜かされそうになり、負けじと加速したら鳴らされました。私が悪いんですか?」投稿に回答殺到!?「どっちもどっち」「いちいち喧嘩売るなよ」の声も…実際法律では誰が悪いのか
なぜ? 10歳児童に「過失100%」判決! 信号無視でクルマに衝突事故で。 「子どもだからといって無責任ではない」声も!? 何があったのか
一部改良アルファード/ヴェルファイア11月23日から受注再開!? だいぶがっかり!? 注目の廉価版アルファードXはHEVのみで510万円から!
高すぎる「クルマの税金」が大変化? 「二重課税」や「ガソリン税」解消なるか! もはや“旧すぎる”「複雑な自動車税制」現状の課題は? 電動化の今こそ「変わるチャンス」か
新型「4ドア“GT”クーペ」初公開! 丸目4灯×6速MTのみの「現代版“ケンメリ”」!? レトロ顔の和製スポーツマシン「エムダブルファイブ」100台“限定”で発売へ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?