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ヨシムラ・チューンのカワサキ「Z1シリンダーヘッド」が手に入る!? 2タイプの「Yoshimura F-TUNING HEAD」抽選販売開始

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ヨシムラ・チューンのカワサキ「Z1シリンダーヘッド」が手に入る!? 2タイプの「Yoshimura F-TUNING HEAD」抽選販売開始

 ヨシムラ・ジャパンは、カワサキ製「Z2・Z1シリンダーヘッド」(リバイバル・新品)をベースにしたチューニングヘッド「Yoshimura F-TUNING HEAD・Type1/Type2」の抽選販売を開始しました(3月22日から4月20日まで受付、4月21日に当選者発表)。

 2020年1月6日に発売された「750RS」(Z2)および、その国外向け輸出仕様である「900 super4」(Z1)シリーズ用のシリンダーヘッドは、川崎重工業の技術者たちが、現存するシリンダーヘッドと当時の設計図を基に新たに設計図を作成し製造されたカワサキ渾身のリバイバル・パーツです。

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 1970年代、設計図で定められていた数値を寸分違わず実現するのは当時の鋳造技術では非常に難しいことでしたが、再販されたシリンダーヘッドでは、薄肉かつ中空構造を持つシリンダーヘッドに適した「低圧鋳造法」と呼ばれる工法を採用し、当時の設計図により忠実に製造されています。

 Yoshimura F-TUNING HEADでは、吸気と排気を繋ぎ合わせる部品となる同シリンダーヘッドをベースに吸排気ポート形状のコンセプトが違うType1とType2の2種類を用意。

 Type1においてはZ1リバイバルヘッドのSTDポート形状を生かして、ヨシムラ「ST-L1」カムシャフト・大口径キャブレター・高効率なエキゾーストパイプに適合するように調整を加えた吸排気ポート形状を採用しています。

 Type2においてはヨシムラがレース用エンジンのポート設計を行う際の方法を取り入れ、ST-L1カムシャフトや大口径キャブレター、高効率エキゾーストパイプの性能を引き出すことが出来るように調整を行ったオリジナルの吸排気ポート形状が採用されています。

 また、両タイプとも4ストロークエンジンのシリンダーヘッドチューニングの中で重要なポート研磨を実施。バルブの研磨も行われています。

 ヨシムラメカニックの手作業により仕上げられたほか、高精度軽量リテーナー&コッター及びヨシムラレーサーで実績のある表面処理を施したタペットキャップ&カムシャフトベアリングが組み込まれたYoshimura F-TUNING HEADの価格(消費税10%込)はTypa1が70万4000円(ブラックは71万5000円)、Typa2の価格は97万9000円(ブラックは99万円)となっています。

■カワサキ「Z2・Z1」用「Yoshimura F-TUNING HEAD・Type1/Type2」仕様書

Yoshimura F-TUNING HEAD Type1シルバー(パーツNo.268-291-0000)ブラック(パーツNo.268-291-1000)

Yoshimura F-TUNING HEAD Type2シルバー(パーツNo.268-291-2000)ブラック(パーツNo.268-291-3000)

シリンダーヘッドZ2・Z1用シリンダーヘッド(再生産品)吸排気ポート形状Type1(STDポート追加工形状)/Type2(ヨシムラオリジナル形状)カムシャフトヨシムラ ST-L1 軽量カムシャフトカムスプロケットアジャスタブル軽量カムスプロケットスプロケットボルトSTDINT バルブヨシムラSPLインテークバルブEXH バルブヨシムラSPLエキゾーストバルブコッターヨシムラ 丸溝用バルブリテーナーヨシムラ インナーシム仕様インナースプリングSTD(バリ取り加工済み)アウタースプリングSTDスプリングシートSTDステムシールSTDタペットキャップヨシムラSPLタペットキャップカムシャフトベアリングヨシムラSPLカムシャフトベアリングヘッド面研なしバリ取りシリンダーヘッド全周加工バルブシートTYPE1 吸排気バルブ摺合わせ/TYPE2 吸排気バルブ当たり位置調整・摺合せ動弁系測定動弁系寸法荷重測定組み込み作業動弁系組み込み済みフローベンチ測定全ポートシリアルNo.あり付属品シリンダーヘッド証明書証明書ケースフローベンチデータシートシリンダーヘッド組み込み仕様書取り扱い説明書

別途必要部品シリンダーヘッド乗せ換えに関する周辺部品一式タペットシム Kawasaki genuine parts : 92025-1090~1114 (#240付近想定)

適合インシュレーターホルダ キャブレタ Kawasaki genuine parts : 16065-1131

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