EVハイパーカー史上最高速をマーク
大阪に本社を構え、技技術開発・研究開発のエンジニアリングアウトソーシング事業を軸に、電気自動車開発事業・アプリ開発事業など多種多様なサービスを提供しているアスパーク。同社は2014年から電気自動車の開発を開始し、2020年にEVハイパーカー「OWL(アウル)」を完成させ、0-100Km/h加速が1.72秒という驚愕のスペックで世界中の度肝を抜いた。
異次元のEVハイパーカー「アスパーク・アウル」が起源となる日本に帰ってきた! カーボンルックが与えられた特別仕様を大阪のショールームに展示
そして2024年6月、アウルを最高速度に特化させるかたちで進化させたモデル「アウルSP600」は、ドイツのパーペンブルグ自動車試験場(ATP)で行われたテスト走行において最高速度438.7km/hという数値を叩き出した。
今回、その記録が正式に世界最速の電動ハイパーカーとしてギネス世界記録に認定されたと発表された。
じつは、アスパーク・アウルがEVにまつわる世界記録の歴史に名を刻むのは今回が初めてのことではない。2023年5月には、「停止状態から200メートル」「停止状態から400メートル」時点での平均速度においてそれぞれ309.02km/h、318.85km/hをマークし、ギネス世界記録に認定されている。
これを受けて、アスパークの吉田眞教CEOは次のようにコメントしている。
「私たちがハイパーカー・アウルの開発を始めてから約10年が経ちました。私たちは世界最速の加速性能を持つクルマを目指し、そして今日、アウルSP600で世界最高速度記録に挑戦し、達成しました。この技術力は、関係者全員に個人の卓越性を鼓舞し、将来に向けて飛躍的な挑戦と成長を促すでしょう」
アスパークにとっては、今回の世界記録は通過点にすぎないというわけだ。常にEVハイパーカーに革新をもたらしつづけると豪語するアスパークから、今後も目が離せない。
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