1961~70年は、日本の近代スポーツカーが飛躍的に進化した10年だった。この時代に矢継ぎ早に投入された新型スポーツカーは、まさに日本の自動車技術の進化の歴史と言っていい。そんな飛躍の10年を彩った珠玉のマシンを振り返ってみる。今回は、デザインコンシャスな2台を紹介しよう。
今なお色あせない美しさで魅了する、初代シルビア
「日産 シルビア(CSP311型 1965年3月発表)。フェアレディ1600のシャシに、手叩きでしか作れなかった流麗な2座クーペボディを架装した国産スペシャリティの元祖的存在が初代シルビアだ。
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