FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)グループのフィアットは1月7日、コンパクトカー「500(チンクエチェント)」シリーズの2021年モデルを本国で発表した。
人気のコンパクトハッチ「500」を始め、クロスオーバーSUVの「500X」、さらに日本未導入のMPV「500L」で構成される500ファミリーは、2007年に500がデビューして以降、アイコニックなデザインを強みに世界中で300万台超のセールスを積み上げてきた。昨年は電動化された新型「500」もお披露目されたが、フィアットは現行モデルにもきめ細かなリファインを実施し、2021年モデルとして発表した。
トリムレベルは「カルト」、「コネクト」、「ドルチェヴィータ」、「クロス(500Xおよび500Lのみ)」、「スポーツ」の5タイプを用意。エントリーレベルの「カルト」はテクノブルーのダッシュボードでポップさを強調する。「コネクト」はApple CarPlayやAndroid Autoに対応するほか、15インチアロイホイールも装備。
「ドルチェヴィータ」はボディ同色のダッシュボードやツートーンカラーで50年代から60年代のイタリアをイメージしている。「クロス」はルーフラックなどが装着され、特に500Xのオフロードイメージにピッタリだ。そして、最上位の「スポーツ」ではサイドスカートやリアスポイラーといったエアロパーツに加え、500で16インチ、500Xでは最大19インチのアロイホイールが奢られ、ダイナミックなイメージを高めている。「クロス」以外のトリムは全モデルでチョイス可能で、今回の変更により装備の選択が更に容易になったという。
ボディーカラーにも新色が追加された。なかでも鮮やかなシクリアン・オレンジは500シリーズのキャラクターに絶妙なマッチを見せる。また、スポーツトリムにはエクスクルーシブなクラウド・グレーも設定されるなど、それぞれの雰囲気に応じたカラーバリエーションが用意される。
パワートレインは、500がハイブリッド(70hp)およびLPG(69hp)。500Xが1.0L(120hp)および1.3L(150hp)のガソリン、1.3L(95hp)と1.6L(130hp)のディーゼルとなる。500Lは1.4Lガソリン(95hp)と1.3Lディーゼル(95hp)だ。
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みんなのコメント
1.4戻ってこないかなー、
今乗ってるのがダメになったとしても買い替える先が無い。
でもオレンジはいいね。