現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型ホンダ・シビックのハイブリッドモデル「e:HEV」が専用ホームページで先行公開

ここから本文です

新型ホンダ・シビックのハイブリッドモデル「e:HEV」が専用ホームページで先行公開

掲載 26
新型ホンダ・シビックのハイブリッドモデル「e:HEV」が専用ホームページで先行公開

ホンダが新型シビックのe:HEVモデルを先行公開。パワーユニットは新開発の2リットル直噴アトキンソンサイクルガソリンエンジンと2モーターシステムで構成。発売は本年7月を予定

 ホンダは2022年4月14日、新型シビックのハイブリッドモデルとなる「e:HEV」を専用ホームページで先行公開した。ボディタイプは5ドアハッチバックで、発売は本年7月を予定している。

新型ホンダ・シビック・タイプRが鈴鹿サーキットでFF最速ラップタイムを更新

「爽快スポーツe:HEV」をコンセプトに企画した新型シビックe:HEVは、シビックが持つ基本性能のよさはそのままに、進化したe:HEVシステムによるスポーティで爽快な走りを、新たな価値としてユーザーに提供することを目的に開発される。

 肝心のパワーユニットには、世界トップレベルとなる約41%の最大熱効率を実現した新開発の2リットル直列4気筒DOHC直噴アトキンソンサイクルガソリンエンジン(最高出力141ps/6000rpm、最大トルク182Nm/4500rpm)に、発電用と走行用の2モーター(最高出力135kW/5000~6000rpm、最大トルク315Nm/0~2000rpm)、電力をコントロールして2つのモーターを最適に制御するPCU(パワーコントロールユニット)、インサイト用に対して1kg軽量ながらエネルギー密度を46%向上させたリチウムイオンバッテリーおよびIPU(インテリジェントパワーユニット)、軽量化を果たした高電圧DCケーブルで基本システムを構成。EV走行距離は従来の約1kmら約1.8kmに延長し、合わせて多様なシーンで、かつドライバーの感覚にマッチした加速を演じるようにセッティングした。

 ドライブモードについては、走行状況に即してハイブリッド、エンジン、EV駆動をドライバーの操作なしでシームレスに切り替えるNORMAL、SPORT、ECONというモードのほか、パワーやステアリングフィールなどを個別に設定できるINDIVIDUALモードを設定。モード切り替えは、室内センターの専用エレクトリックギアセレクターの後方に配するスイッチで行う仕組みだ。

 シャシー面に関しては、ハイブリッド化に合わせた専用セッティングを実施。フロントのボールジョイントとベアリングの変更でステアリングフィールとセルフセンタリングを向上させるとともに、安定性を高めるワイドなリアトレッドや専用開発のシューズなどによって、運転する楽しさをより感じられる足回りに仕立てた。

 内外装デザインは基本的にガソリンエンジン仕様を踏襲するが、一部パーツでオリジナリティを強調する。エクステリアではハニカムパターンのフロントアッパーグリル(グロスブラック)やブルーを配したHロゴ、ブラック塗装の電動格納式リモコンドアミラー、グロスブラック仕上げのドアモールディング、リアゲートに貼付したe:HEVバッジ、新造形のディフューザーなどを専用装備。ボディカラーはプレミアムクリスタルブルーメタリック、クリスタルブラックパール、ソニックグレーパール、プレミアムクリスタルレッドメタリックの4色を設定した。

 一方でインテリアについては、前述の専用エレクトリックギアセレクターのほか、加速時はタコメーターのようにエンジンの回転数と連動した動きを、減速時はバッテリーへの回生状況をわかりやすく表示する専用10.2インチデジタルグラフィックメーター、パワーフローも表示するセンターディスプレイ、SPORTモード選択時にはエンジン回転とシンクロした音をプラスしてリニアかつ軽快な加速感をさらに高めるアクティブサウンドコントロールを採用。また、BOSEプレミアムサウンドシステム(12スピーカー)やワイヤレス充電器、プライムスムース×ウルトラスエード・コンビシート、運転席8ウェイパワーシート(スライド/リクライニング/ハイト前・後)+助手席4ウェイパワーシート(スライド/リクライニング)などを標準で装備した。

 ちなみに、シビックは今年で誕生50周年を迎える。論語でいう“知命”の年を、7月発売の新型e:HEV、今夏発売の新型タイプRで、賑々しく祝うこととなりそうだ。

こんな記事も読まれています

ホンダ新型「カクカクSUV」ワイルド&上質な“縦グリル”がスゴい! 新型「WR-V」人気のカスタム仕様とは?
ホンダ新型「カクカクSUV」ワイルド&上質な“縦グリル”がスゴい! 新型「WR-V」人気のカスタム仕様とは?
くるまのニュース
自立する電動3輪特定小型原付「ストリーモS01JT」 580台の数量限定販売 申込期間は5月31日まで
自立する電動3輪特定小型原付「ストリーモS01JT」 580台の数量限定販売 申込期間は5月31日まで
バイクのニュース
レクサスのミニバン『LM』に6座仕様、価格は1500万円
レクサスのミニバン『LM』に6座仕様、価格は1500万円
レスポンス
日産のカーボンフリーへの取り組みがガチ! 工場をエタノール燃料の燃料電池で稼働させる仕組みを公開
日産のカーボンフリーへの取り組みがガチ! 工場をエタノール燃料の燃料電池で稼働させる仕組みを公開
WEB CARTOP
ヤマハの隠れたヒット商品!? レクサスも純正採用する「パフォーマンスダンパー」はどんな効果があるのか
ヤマハの隠れたヒット商品!? レクサスも純正採用する「パフォーマンスダンパー」はどんな効果があるのか
モーサイ
誕生から70年!アメリカンマッスルカーの雄「シボレー コルベット Z06」EU仕様でも速かった!
誕生から70年!アメリカンマッスルカーの雄「シボレー コルベット Z06」EU仕様でも速かった!
AutoBild Japan
西湘バイパスの「圏央道直結」いつ実現!? 中途半端な「新湘南バイパス」の平塚延伸はどうなっているのか 「謎の橋脚」の正体とは
西湘バイパスの「圏央道直結」いつ実現!? 中途半端な「新湘南バイパス」の平塚延伸はどうなっているのか 「謎の橋脚」の正体とは
くるまのニュース
ほぼ[アルファード]と一緒じゃ…レクサスLMの6人乗りが1500万円ってマジか!!
ほぼ[アルファード]と一緒じゃ…レクサスLMの6人乗りが1500万円ってマジか!!
ベストカーWeb
「新型の登場を待つか」「モデル末期を狙うか」問題に決着! いまは「欲しければすぐに買う」が正解だった
「新型の登場を待つか」「モデル末期を狙うか」問題に決着! いまは「欲しければすぐに買う」が正解だった
WEB CARTOP
新型フリードの顔にある[4つの穴]は何? なぜAIRにあってクロスターにはないの?
新型フリードの顔にある[4つの穴]は何? なぜAIRにあってクロスターにはないの?
ベストカーWeb
[神業]クルマを直す速度が異常すぎ!! ほぼ全部壊れたクルマを1週間弱で修復! 新井大輝さんが満身創痍で挑む全日本ラリー
[神業]クルマを直す速度が異常すぎ!! ほぼ全部壊れたクルマを1週間弱で修復! 新井大輝さんが満身創痍で挑む全日本ラリー
ベストカーWeb
ホンダ新型「フリード」初公開! 新誕生「フリード“エア”」って何? 「クロスター」も大変化か!? 8年ぶり全面刷新で誕生の「2タイプ」何が違うのか
ホンダ新型「フリード」初公開! 新誕生「フリード“エア”」って何? 「クロスター」も大変化か!? 8年ぶり全面刷新で誕生の「2タイプ」何が違うのか
くるまのニュース
ドレミコレクション「Z900RS Mk.2 Style外装セット」 着せ替えシリーズ初インナータンク無し・スチールタンクを採用した理由とは?
ドレミコレクション「Z900RS Mk.2 Style外装セット」 着せ替えシリーズ初インナータンク無し・スチールタンクを採用した理由とは?
バイクのニュース
[カーオーディオ 逸品探究]世界的実力ブランド「フォーカル」の新旗艦スピーカー『Utopia M』の魅力に迫る!
[カーオーディオ 逸品探究]世界的実力ブランド「フォーカル」の新旗艦スピーカー『Utopia M』の魅力に迫る!
レスポンス
フォード Kugaの335万円からという価格設定に驚き、オンロードのドライビングダイナミクスに感心した【10年ひと昔の新車】
フォード Kugaの335万円からという価格設定に驚き、オンロードのドライビングダイナミクスに感心した【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
宮田莉朋組レクサスがFP2でクラス最速タイム。ハイパーカーは6号車ポルシェが初日トップに/WECスパ
宮田莉朋組レクサスがFP2でクラス最速タイム。ハイパーカーは6号車ポルシェが初日トップに/WECスパ
AUTOSPORT web
【SCOOP!!】販売継続? それともファイナル? ヤマハYZF-R1に“新型”の情報アリ!!
【SCOOP!!】販売継続? それともファイナル? ヤマハYZF-R1に“新型”の情報アリ!!
WEBヤングマシン
トヨタの「爆速5ドアハッチバック」何がスゴイ? 6速MT×4WDのみなのに「普段乗り」できる!? 「GRカローラ」の魅力とは?
トヨタの「爆速5ドアハッチバック」何がスゴイ? 6速MT×4WDのみなのに「普段乗り」できる!? 「GRカローラ」の魅力とは?
くるまのニュース

みんなのコメント

26件
  • シビック、日本で売ってるの?って思うくらい見かけないけど、それでも新型を投入し続けるのがある意味スゴイ。
  • 日本に普通のセダンないな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.9229.0万円

中古車を検索
シビックの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.9229.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村