5秒でウラカン・ペルフォルマンテを知る
ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテのポイントは以下のとおり。
41万km走破のランボルギーニ・ムルシエラゴ どう違う? なぜそうなった?
・5.2ℓV10自然吸気エンジンは最大出力640ps、トルクも向上
・0-100km/h加速は2.9秒、最高速は325km/h超
・可変エアロダイナミクス「エアロダイナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァ」(ALA)採用
・ノルドシュライフェで6分52秒01のタイムを記録
・フォージドカーボンファイバー技術により、40kgもの重量削減および革新的な技術ソリューションを実現
最もパワフルな5.2ℓV10自然吸気エンジン
進化したウラカンの自然吸気エンジンは、これまでランボルギーニが開発したなかで最もパワフルなV10となる。
8000rpmで640ps、6500rpm で61.2kg-mを発生。 ディアブロ30周年記念モデルのエンジンをはじめとする過去のスペシャルエディション用エンジンの伝統を受け継いだブロンズの新マニホールドが特徴だ。
新パワートレインには、ランボルギーニのモータースポーツプログラム用に開発された技術を採用している。
吸気口および排気口におけるエンジンの流体力学と同様、V10エンジンのエアインテークシステムも最適化。ロス削減によりレスポンスの向上に成功した。
一方、新チタン製バルブが、より高い位置へのバルブリフトを可能にし、エンジンの透過性およびパフォーマンスを高めるとのこと。
また、エグゾーストシステムを再設計し、重量および後方にかかる圧力を削減。排気パイプをより高く、中央寄りに設置し、ハイパフォーマンス時のエンジン音にモーターレースをイメージさせる攻撃性を加えたそうだ。
強力なエンジンは、最適化トルク曲線を発生し、1000rpmで70%を超えるトルクを実現。向上したパフォーマンスに合わせて、ランボルギーニの7速デュアルクラッチトランスミッションも最適化される。
エアロダイナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァ(ALA)とは?
LPIなるキーワードも気になる
ランボルギーニがウラカン・ペルフォルマンテ専用に開発したアクティブエアロダイナミクスシステム(特許取得)は、高ダウンフォースや低抗力での走行の際、能動的に空力負荷を変化させる。
フロント用ALAシステムの電動モーターを擁するのは、上部表面にアクティブフラップが付き、カーボンフォージドフレームを使用したフロントスポイラー。
リアボンネットは、エアダクトの周りからリアウイング、そしてウイングパイロンを囲むように設計された。
また、「ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ(LPI)」が、車両に搭載された すべての電子装置をリアルタイムで管理。
ALAシステムと連動しており、0.5秒足らずでALAシステムのフラップを起動し、あらゆる走行条件において最高の空力設定を整える。
ALA、オン/オフでどう変わる?
ALAをオフにすると、フロントスポイラー内のアクティブフラップが閉じ、高速でのコーナリングおよびフルブレーキング時に必要な高ダウンフォースを発生させる。
ALAをオンにすると、フロントの電動モーターによってフロントのフラップが開いてフロントスポイラーの空圧を削減するとともに、インナーチャンネルを通じて特殊形状の車体底部へと空気の流れを導く。
この結果、劇的に抗力が減少し、加速およびトップスピードの最大化に最適な条件が整う。
リアボンネットの下には、エアダクト4本を設置。フード下の換気および排気冷却を行うために中央ダクト2本は常に開いた状態で、外部ダクト2本はリアウイングのインナーチャンネルに連結する。
リアウイングチャンネル内の空流は、電子作動式フラップふたつで制御。電子作動式システム全体の重量は、従来の油圧式システムに比べて80%も軽量になっている。
ALAをオフにするとリアフラップが閉じ、リアウイングが従来の固定式ウイングと同様の働きをする。また、最大垂直ダウンフォース(ウラカン・クーペ比750%増)を発生することにより、高速コーナリング時およびフルブレーキ時の安定性を高める。
一方、高スロットル時にはLPIがALAをオンにし、開いたフラップからリアウイングのインナーチャンネル内へと空気が流れ込み、ウイング下を通るように導く。
この結果、抗力を削減するとともに、加速力およびトップスピード到達力が向上した。
さらに、リアウイングのインナーチャンネルは左右に分かれ、高速でのコーナリングに最適なエアロベクタリングをおこなう。
LPIは、曲がる方向に応じてALAの設定をスポイラーの左右いずれかに切り替え、インナーホイールのダウンフォースおよびトラクションを増加させることによってローリング時の荷重伝達に対抗する。
ウラカン・ペルフォルマンテ 細かな仕様
シャシー:アルミニウム+カーボンファイバー製ハイブリッドシャシー
ボディシェル:アルミニウム+コンポジット製アウタースキン
サスペンション:アルミニウム製ダブルウィッシュボーンサスペンション
スプリングおよびダンパー:スチールスプリングおよび油圧ダンパー オプションとして磁気粘性ダンパー
安定電子制御(ESC):ESC/ABS 特性はANIMAにより調節、ESC は解除可能
ステアリング:ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(可変レシオ、オプション装備)
ブレーキ:バキュームブレーキサーボユニット付きデュアル油圧回路(前アルミニウム製6ピストンキャリパー、後ろアルミニウム製4ピストンキャリパー)
ディスク:カーボンセラミック製クロスドリルベンチレーテッド(前φ380 x 38 mm、後ろφ356 x 32mm)
タイヤ:ピレリPゼロコルサ(前245/30R20、後ろ305/30R20)
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