■イカツいスタイルの最新ビッグサイズSUVを紹介
SUV人気はますます加速しており、世界中の各メーカーから次々と新型モデルが登場しています。
激カッコイイ! 日産新型「ムラーノ」2021年モデル発表! 約335万円から
なかでも、とくに人気となっているのが、都会的なデザインでオンロード走行を重視したクロスオーバーSUVで、コンパクトなモデルから高額かつ高級なモデルまでさまざまです。
人気のクロスオーバーSUVですが、近年は比較的高額なモデルではスタイリッシュなフォルムのクーペSUVがちょっとしたブームで、直近ではコンセプトモデルではありますがレクサス「LF-Z」が大いに話題となっています。
一方、そんなクーペSUVとは真逆で、オフロード走行を重視しつつ威圧感満載のSUVも存在。そこで、ゴツいスタイルの最新SUVを、5車種ピックアップして紹介します。
●レクサス「LX570」
レクサス「LX570」は、トヨタのSUVラインナップのフラッグシップとして君臨しており、「ランドクルーザー200」譲りのタフさに加え、レクサスならではのクラフトマンシップによる上質な内装をあわせ持つことが特徴です。
全長は5080mm×全幅1980mm×全高1910mmというボディサイズは国産乗用車でも最大級を誇り、この体躯にふさわしく、スピンドルグリルを採用したフロントフェイスだけでなくリアビューも威圧感満載です。
搭載されるエンジンは5.7リッターV型8気筒自然吸気で、最高出力は377馬力を発揮。2000回転から最大トルクの約90%を発生し、アクセルに対するエンジンの反応もリニアで扱いやすい仕様となっています。
駆動系には副変速機構をもつ「マルチテレインセレクト」を装備し、モードセレクタースイッチで「ROCK/ROCK&DIRT/MOGUL/LOOSE ROCK/MUD&SAND」の5つから、路面の状況に合わせて最適な走行モードが選択可能。
また、ランドクルーザーと同様に「クロールコントロール」も装備されており、砂地や泥濘地でタイヤがスリップして脱出困難な状況でも、クルマがアクセル操作とブレーキを自動で制御することで脱出をサポートします。
ほかにも、クロールコントロール作動時にすぐれた回頭性を実現する「ターンアシスト機能」や、車両周辺の状況をモニターに映して車両下の状態やタイヤ位置を確認できる「マルチテレインモニター」を装備するなど、ラグジュアリーカーでありながらまさに本格クロカン車です。
価格(消費税込)は1135万6481円で、8人乗り3列シートと5人乗り2列シートの2タイプが設定されています。
●日産「パトロール NISMO」
日産中東法人は2021年3月31日に「パトロール NISMO」の2021年モデルを世界初公開しました。初代パトロールは1951年にデビューし、2021年で誕生70周年を迎えたことを記念して、新型パトロール NISMOを中東地域限定で発売。
フロントフェイスでは、ハニカム構造の立体的なメッシュを採用したフロントマスクにVモーショングリル、水平方向のクロームラインが存在感を際立たせています。
リアデザインは全幅を強調するためにデザインされたバンパーとされ、ダーククロームのインサートと新らたな意匠のテールランプを採用。また、F1マシンからヒントを得たLEDリアフォグランプを搭載しています。
ボディサイズは全長5315mm×全幅2035mm×全高1940mmと、前出のLX570よりもさらにひとまわり大きい巨体です。
内装はアルカンターラとレザーの組み合わせ、ラグジュアリーかつスポーティに演出。
搭載するエンジンは5.6リッターV型8気筒自然吸気で、最高出力428馬力を発揮。「GT-R」のエンジンを組み立てる「匠」によってチューニングされたといいます。
ほかにもビルシュタイン製のショックアブソーバーを採用したサスペンションや、ブレーキ性能の強化、空力性能を向上させるエアロパーツを装備するなど、NISMO流のチューニングが満載です。
新型パトロール NISMOは2021年4月から中東全域で販売が開始され、価格は日本円換算で約1160万からです。
●キャデラック「エスカレード」
アメリカの高級車ブランド、キャデラックのクルマを乗ることは古くから成功者の証でした。
このキャデラックブランドから1999年にフルサイズSUVの初代「エスカレード」が発売され、2020年2月に5代目が登場。
ボディは標準ボディのほか、「ESV」と呼ばれるロングボディも用意され、標準ボディのサイズは全長5382mm×全幅2059mm×全高1948mm。ロングボディのESVのサイズは全長5766mm×全幅2059mm×全高1942mmと、アメリカならではのビッグサイズです。
フロントフェイスは従来型のタテ目から水平基調のヘッドランプに変更されて、大きく印象が変わりました。また大型グリルを備えており、力強さはキャデラックのSUVのなかでも随一。
内装では、自動車メーカーとして初となる38インチの湾曲した有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイを採用し、豪華かつハイテクなインパネまわりを演出しています。
エンジンは最高出力420馬力を誇る6.2リッターV型8気筒ガソリン直噴で、可変バルブタイミング機構やエンジンスタート/ストップ機能を搭載し、北米仕様では3リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジンも設定。
足まわりには可変ショックアブソーバーの「マグネティックライドコントロール」を採用し、「エアライドアダプティブサスペンション」と組み合わせて自動で車高調整をおこない、高速道路走行では車高を下げて空力性能を向上させています。
グレードは「プラチナム」と「スポーツ」の2タイプで、価格(消費税込)はプラチナムが1490万円、スポーツが1520万円です。
■往年の名車のDNAを受け継いだ、欧州とアメリカのSUVとは
●ランドローバー「ディフェンダー」
ラグジュアリーSUVに特化した英国のメーカーであるランドローバーのなかでも、長い歴史があるモデルが、「ディフェンダー」です。その前身は1948年に誕生した「ランドローバー」で、2020年4月に新型ディフェンダーが発売されました。
新型ディフェンダーのデザインは従来モデルをオマージュしながら、最新のデザインエッセンスを取り入れたボクシーなフォルムを採用。
ボディはショートホイールベースの「90」と、ロングホイールベースの「110」をラインナップしており、このホイールベースの長さから付けられたグレード名も先代から受け継いでいます。
ボディサイズ(エアサス車)は、90が全長4510mm×全幅1995mm×全高1970mm、110が全長4945mm×全幅1995mm×全高1970mmとグローバルで販売されるミドルクラスSUVとしては標準的です。
また、ランドローバーのモデルに共通してスペックには渡河性能が記載されており、ディフェンダーは水深900mmまで対応する本格的なクロカン車といえます。
シャシはアルミ製モノコックを採用。ランドローバー史上もっとも頑丈なボディ構造といわれ、従来のラダーフレームに比べて3倍のねじり剛性を確保しつつ軽量化も実現しました。
搭載されるエンジンは2リッター直列4気筒ガソリンターボで、最高出力300馬力を発揮。110ではディーゼルエンジンも設定されています。
また、4WDシステムは7種類のモード(コンフォート/草・砂利・雪/泥地/砂地/エコ/ロック/ウェイド)から選択でき、オフロードはもちろんのことオンロードでも優れた走りを披露。
価格(消費税込)はデェフェンダー90が499万円から、ディフェンダー110は589万円からと、かなり戦略的な価格設定といえます。
●フォード「ブロンコ」
アメリカのクラシックSUVのなかで、秀逸なデザインから今も高い人気を誇っているのがフォード初代「ブロンコ」です。1966年に誕生したブロンコは、コンパクトサイズのクロスカントリー4WD車として開発されました。
その後、代を重ねますが、1996年に5代目をもって一旦ラインナップから消滅。
そして、2020年7月にフォードはブロンコの復活を発表。従来の2ドアモデルのほか、シリーズ初の4ドアモデルも設定されました。
新型ブロンコのデザインは初代に原点回帰し、丸いLEDヘッドライトを採用。ボディも初代をオマージュしたスクエアなフォルムです。
ボディサイズ(インチからミリに換算)は2ドアが全長4412mm×全幅1928mm×全高1826mm、4ドアが全長4810mm×全幅1928mm×全高1854mmと、全幅はかなりワイドですがオーバーフェンダー込のサイズなので、実際のボディは数字よりもコンパクトです。
また、アメリカンSUVらしく取外し可能なルーフシステムを備えており、ルーフパネルの脱着が可能で、4ドアモデルには標準で布製ソフトトップかハードトップが選択できます。
さらに2ドア、4ドアモデルともに独自のフレームレスドアになっていて、簡単に取り外すことができ、ルーフとドアを外せばかなりの開放感が得られるでしょう。
搭載されるエンジンは最高出力310馬力を誇る2.7リッターV型6気筒ターボと、270馬力を発揮する2.3リッター直列4気筒ターボの2種類。トランスミッションは10速ATと2ドアモデルには7速MTも設定され、駆動方式はもちろん4WDです。
新型ブロンコは2021年春からアメリカのディーラーで購入可能で、価格は日本円で(約322万円)から。すでにかなりの受注が入っているようです。
しかし、残念ながら日本では2016年にフォードが撤退しているため、正規輸入モデルは入手できません。
※ ※ ※
SUV人気は世界的にもまだまだ収まる気配はなく、日本ではミニバンと同様にもはや定番車種といえます。
日本の道では本格的なクロカン車が活躍するシチュエーションはほとんど無いため、やはり比較的コンパクトなクロスオーバーSUVが今後も主流でしょう。これは欧州でも同様です。
実際にSUVはちょっと視線が高くて運転しやすく、ハイブリッド車なら燃費も優れており、高速性能では横風に弱いなどもありません。
各メーカーもニーズをキャッチアップしていてSUVのバリエーションは豊かですから、自分の使用環境にあった1台を選んでみてください。
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みんなのコメント
昔話しか話題にするものがないってこと。
特に昔話は度が過ぎるほど話題を投下するから、
ユーザーはおじいちゃんおばあちゃんばかりに
なってしまった。