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3月2日の「MINIの日」に、MINI コンセプト エースマンを日本初公開。MINIの未来が見えたか?

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3月2日の「MINIの日」に、MINI コンセプト エースマンを日本初公開。MINIの未来が見えたか?

2023年3月2日、BMWジャパンは「MINIの日」を記念して「MINI エレクトリック フューチャー」なるイベントを3月3日~5日に開催するが、それに先駆けてイベントで公開される「MINI コンセプト エースマン(Concept Aceman)」をメディアに向けて日本初公開した。

MINI 初のクロスオーバー 電気自動車のコンセプト
MINIの日を記念した期間限定イベント、「MINI エレクトリック フューチャー」については以前に当Webモーターマガジンでも紹介したが、このイベントに展示される、MINI コンセプト エースマン(以下、エースマン)がイベントに先駆けて日本初公開された。今回、MINI デザインの責任者であるオリバー・ハイルマー氏がこのエースマンとともに来日し、プレゼンテーションを行った。

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エースマンは2022年7月にワールドプレミアされた、MINI シリーズでは初めてのクロスオーバー BEV(バッテリー電気自動車)コンセプトカーだ。すでに、MINIは次世代モデルからBEV化されるとアナウンスされており、このエースマンは近い将来のMINI シリーズにおいて、ハッチバックのMINIとMINI クロスオーバーの間を埋める、まったく新しいモデルを垣間見せているのだという。

パワートレーンなどのスペックは公表されていないが、全長×全幅×全高は4.05×1.99×1.59m。ひと目でMINIと分かるスタイリングだが、フロントまわりからユニークだ。BEVゆえフロントグリルは八角形のワクだけとなり、内部はLEDでパターンを点灯したり、またサウンドも発する。昆虫の複眼のようなLEDマトリクス ヘッドランプはデイタイムランニングランプも備えている。

サイドビューは、ルーフ/ウインドー/ボディの3層からなるデザインはクラシック MINIから踏襲されているものだが、前後ホイール間にサーフェス モデリングやラインを入れてテーパー効果を出している。リアは水平基調だがショルダーラインが強調され、クロスオーバーらしいパワフルな印象を強めている。

エクステリア以上にユニークなインテリア
1960年代のクラシック MINIにインスパイアされたというインテリアは、きわめてシンプルだ。ドアを開けるとウエルカムサウンドが流れ、中を覗くと比較的小径のステアリングホイールと、有機LEDディスプレイくらいしか目立つものはない。

だが、インターフェースの操作によって投影される動画はダッシュボード全体からドアパネルまで投影される。これには3つのエクスペリエンス モードが用意され、その動画と調和したサウンドも組み合わされる。

ダッシュボードやドアパネルには再生ポリエステル製ニット織物、ヘッドレスト一体型のシート座面にはフラットニットやベルベット ベロア、ワッフル織りの布地などが採用されている。そしてエースマンでは、エクステリアもインテリアもクローム エレメントが完全に排除されている。ステアリングホイールをはじめとしたインテリアのパーツにレザーは使用されていない。

「デジタル化によって、少ない操作で最大限の体験をできるMINI コンセプト エースマンは、乗員が車内で総合的な体験が得られるようにすることを完全に重視したデザインになっている」と語るハイルマー氏。

次世代のMINIに関しては、2023年中に何らかのアナウンスが発表される予定だ。もちろん、エースマンに採用されたものが次世代のMINIにすぐに反映されることはないだろうが、これからのMINIの有り様を垣間見せてくれた。MINI フリークはもちろん、クルマ好きならじっくりと見ておきたい、ユニークなモデルだ。

「MINI エレクトリック フューチャー」 概要


●日程:2023年3月3日(金)~5日(日)
 11時~20時30分(最終入場は20時)
●会場:The Iceberg
 東京都渋谷区神宮前6-12-18
●入場料:無料

[ アルバム : MINI コンセプト エースマン はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

1件
  • ドイツ車から中国車になるミニの未来、確かに見える。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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