現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【スバル伝家の宝刀】新型アウトバック準備万端 日本発売は2020年初頭か

ここから本文です

【スバル伝家の宝刀】新型アウトバック準備万端 日本発売は2020年初頭か

掲載 更新
【スバル伝家の宝刀】新型アウトバック準備万端 日本発売は2020年初頭か

 セダンの新型レガシィ(日本名レガシィB4)が2019年2月のシカゴショーで発表されたが、本命のクロスオーバーモデル、アウトバック(日本名レガシィアウトバック)はまだ発表されていない。

 レガシィアウトバックは、ステーションワゴンをベースにリフトアップし、フロントバンパーガードやサイドステップ、リアバンパープロテクターなどを装備して、クロスオーバースタイルに仕立てたもので、1994年に登場したレガシィグランドワゴンがこのジャンルの先駆けだ。

【ジューク、エクストレイル、エルグランドと続々登場】2020年から日産の猛攻が始まる!!!

 ボルボV70XC(1997年登場)やアウディオールロードクワトロ(1999年登場)とともに、北米を中心に日本でも人気モデルとなっている。

 そこで、ちょっと気が早いかもしれないが、新型レガシィB4ベースで、新型レガシィアウトバックをCGで製作。レガシィアウトバックがどんなモデルになるのか、迫ってみたい。

文/ベストカー編集部


写真/スバル


初出/ベストカー2019年3月26日号


CGイラスト/ベストカー編集部

■新型プラットフォーム、SGP採用で劇的に変わる!!!

新型レガシィ(北米仕様)

 2019年2月8日のシカゴショーでワールドプレミアされた新型レガシィ(日本名レガシィB4)。歴代7代目となる新型は、エクステリアをキープコンセプトとしながら洗練性を高め、より上級移行を意識した内容となっているのだが、こうなってくると気になるのがクロスオーバーモデルとなるアウトバック(日本名レガシィアウトバック)だ。

 初代アウトバックは日本では2代目レガシィのグランドワゴンとして登場、以後は3代目レガシィでランカスター、4代目レガシィ以後はアウトバックに改称されて一定層から熱烈な支持を得てきた(ちなみに、グランドワゴンから日本での3代目アウトバックまでは北米でセダン仕様も存在した)。

 グローバルではアセントに続き、ターボモデルでスバルグローバルプラットフォームを採用することになる新型レガシィB4だが、当然レガシィアウトバックもその恩恵にあずかることとなり、走りの性能や剛性感などはかなりレベルアップしてくるだろう。

 具体例を挙げると、新型レガシィB4ではボディ骨格を強固に組み立ててからアウターパネルを溶接する「フルインナーフレーム構造」をスバルモデルとして初採用、軽量化と高剛性化を両立して、動的質感を大きく向上。

 また、足回りではアルミ製ロアアームや新設計ダンパーを採用し、ハンドリング性能と乗り心地を大きく進化させているが、アウトバックもレガシィB4同様に進化するはず。

 ボディサイズ自体はレガシィB4も現行型(全長4800×全幅1840×全高1500mm)から新型(同4840×1840×1500mm)へはさほど変わらず、ホイールベース2750mmは新旧同じであり、アウトバックも現行からサイズは大きく変わらないだろう。

新型レガシィアウトバック(予想CG)



■3.6L、6気筒が廃止され2.4L、4気筒ターボに置き換わる

 新型レガシィにはブラッシュアップされた2.5L、NA水平対向4気筒のFB25型に加え、北米専売の3列シートSUV、アセントにも搭載されている264ps/38.2kgmの水平対向4気筒直噴2.4Lターボ、FA24型が、従来の6気筒3.6L、NA(EZ36型、日本仕様はなし)に換わって採用されている。これらのパワートレーンが新型アウトバックにも搭載されることは、ほぼ間違いないだろう。

■大型のタッチパネル式縦型ディスプレイが特徴!!

 インテリアも新型レガシィに準ずるものになるだろう。3層のソフトパッドが採用され、質感が向上したインパネのほか、11.6インチのタッチパネル式縦型大型ディスプレイ、スマートフォン感覚で快適に操作できるHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)を備えたインフォテイメントシステムもアウトバックにも採用されるはずだ。

 北米仕様の新型レガシィには「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応するほか、「SUBARU STARLINK」を拡充して新たに「Smart Device Link」に準拠するアプリに対応。スマホのOSを問わず、多彩なアプリ体験を提供するという。

 もちろん、最新のアイサイトや、ドライバーの居眠りや脇見運転を検知して安全運転を支援し、ドライバーごとに登録したシートポジションやドアミラー角度、空調設定をドライバーを検知して自動調整するドライバーモニタリングシステムも採用している。

 北米だけでなく日本での販売面の主力もレガシィ(B4)ではなく、アウトバックであることから新型アウトバックへの期待は大きい。

 車名に関しては、現在北米など海外ではレガシィ、アウトバック、日本ではレガシィB4、レガシィアウトバックとなっているが、世界共通の車名にすることが世界の潮流になっているので、日本での車名がレガシィB4のB4を取ってレガシィに、レガシィアウトバックも単なるアウトバックになるかもしれない。

 新型アウトバックの登場は2020年初頭! 早くその進化ぶりを試してみたい!

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
AUTOSPORT web
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
レスポンス
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
motorsport.com 日本版
約148万円! スバル新型「軽ワゴン」発表! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載! ”大開口“実現の「シフォン」が販売店でも話題に
約148万円! スバル新型「軽ワゴン」発表! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載! ”大開口“実現の「シフォン」が販売店でも話題に
くるまのニュース
アウディ Q6 e-tronの中国専用「ロング版」はただ長いだけじゃない…広州モーターショー2024
アウディ Q6 e-tronの中国専用「ロング版」はただ長いだけじゃない…広州モーターショー2024
レスポンス
タナク総合首位。勝田貴元はステージ優勝2回で総合3番手まで0.1秒差|WRCラリージャパンDAY2午後
タナク総合首位。勝田貴元はステージ優勝2回で総合3番手まで0.1秒差|WRCラリージャパンDAY2午後
motorsport.com 日本版
<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]ツイーターだけを“追加 or 交換”するのは、アリ!?
<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]ツイーターだけを“追加 or 交換”するのは、アリ!?
レスポンス
レッドブル、リヤウイングのスペック選定でミス?「空気抵抗が大きすぎる上に、この1スペックしかない」
レッドブル、リヤウイングのスペック選定でミス?「空気抵抗が大きすぎる上に、この1スペックしかない」
motorsport.com 日本版
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
くるまのニュース
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
AUTOSPORT web
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
くるまのニュース
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
バイクのニュース
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レスポンス
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
Auto Messe Web
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
WEB CARTOP
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
Webモーターマガジン
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
motorsport.com 日本版
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
バイクのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

425.7451.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.0475.2万円

中古車を検索
レガシィ アウトバックの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

425.7451.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.0475.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村