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【超レアなロールスなんぼ?】はい、これ「ロールス・ロイス シルバースペクター シューティングブレーク」です 希少なロールスのエステートがオークションに!

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【超レアなロールスなんぼ?】はい、これ「ロールス・ロイス シルバースペクター シューティングブレーク」です 希少なロールスのエステートがオークションに!

Rolls-Royce Silver Spectre Shooting Brake(ロールス・ロイス シルバースペクター シューティングブレーク)がオークションに。世界に1台の最高のエステートカーを手に入れるチャンスだ!

エステートカーは何よりも実用的でなければならない!もちろん、ルックスや快適性もおろそかにしてはならない。近年、SUVがエステートカーを追い越したとはいえ、ドイツではこの実用的な車種は依然として人気がある。タクシーとして、子供の送迎車として、あるいは実用的な日常のパートナーとして、エステートカーはドイツのストリートシーンの一部なのだ。しかし、このシューティングブレークは乗り手を選ぶ。

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簡単なトリッククエスチョン: あなたの頭の中に思いつく最も豪華なエステートカーとは何か?「メルセデスAMG E 63」、「アウディRS 6」、あるいは「BMWアルピナB5」?この3台はどれも素晴らしいエンジンとエレガントなインテリアを備えた傑出した車だが、このワンオフカーに比べると、どれもありふれた車にしか見えない。

オークションハウスのRMサザビーズがドバイで「ロールス・ロイス レイス」を競売にかける。2,500時間の作業でエレガントなシューティングブレークに丹念に改造されている。「ベントレー ベンテイガ」や「ランボルギーニ ウルス」のような高級SUVでさえ、比較にならない。

当初、7台の少量生産が予定されていた。現在、シルバースペクター シューティングブレークは1台しか存在しない。このワンオフモデルは、「シルバースペクター シューティングブレーク」の名を冠し、オランダ人デザイナー、Niels van Roij(ニールス フォン ロイ)によって製作された。改造はベルギーの「Carat Duchatelet社」によって行われた。フォン ロイは、「550マラネロ」をベースにした「フェラーリ ブレッドヴァン オマージュ」や「レンジローバー アドヴェンタム クーペ」など、華麗なコンバージョンで名を馳せてきた。

シューティングブレークのベースは2ドアモデルこのシューティングブレークに改造された「Rolls-Royce Wraith(ロールス・ロイス レイス)」も実に魅力的だ。改造はAピラーの真後ろから始まる。ルーフはカーボンファイバー製で、リアに向かって平らになっている。「シューティングブレーク」のシルエットとは裏腹に、シルバースペクターは2ドアであることに変わりはない。「レイス」に標準装備されているリアヒンジのスーサイドドアはそのまま。ボタンひとつで電動開閉し、それ自体がスペクタクルだ。

完全にスタイリングが変更されたリアは、実に壮観だ。「シルバースペクター」のトランクリッドは、「レイス」のような従来のトランクリッドではなく、エステートカーにふさわしく、リアウィンドウと一緒に開くようになっている。

レザーとアルミの出会い。荷物を積むのがもったいない。その後ろには、レザーとアルミニウムで裏打ちされたちゃんとしたトランクがあり、飲み物の木箱や1週間分の買い物を入れるのに十分すぎるほどだ。

インテリアは、ロールス・ロイスの顧客が期待するような豪華さだ。赤、黒、白の3色のレザーが、リアまで続く星のようなルーフライニングと調和している。「レイス」同様、「シルバースペクター」も本格的な4シーターである。しかし、新しいのはトランクへのオープンハッチで、もちろんレザーで覆われている。

6.6リッターV12、632馬力「シルバースペクター」には「レイス」の巨大な6.6リッターV12が搭載されるが最高出力は632馬力のままで、エンジンには何の変更も加えられていない。

オークションの説明文の情報によると、ドナーとなった2015年式「レイス」はイギリスで最初に登録されて、2017年にドイツに渡った。この特別な改造は2018年に依頼され、2,500時間以上を費やし、30万ユーロを超える費用をかけて、完成までに約18カ月を要したとされている。

レイス同様、シルバースペクター シューティングブレークも本格的な4シーターである。当初、「レイス」をベースにした7台の「シルバースペクター シューティングブレーク」の少量生産が計画されていたが、残念ながら実現しなかった。今日、ここに展示されているのは、わずか17,965kmしか走っていない、唯一の「シルバースペクター」の完成車である。

これが推定価格であるこのワンオフモデルはドバイでオークションにかけられる。推定落札価格は約25万から30万ユーロ(約4,000~4,800万円)相当で、これはちょうどこのクルマにかけられた改造費用に相当する。中古のレイスが20万ユーロ(約3,200万円)以下で入手できるのは例外的なことだから、推定落札価格はバーゲンでしかない。

そして、この特別なエステートカーには、羨望のまなざしが向けられること請け合いだ。学校の前でも、サッカーのピッチでも、スーパーの駐車場でも・・・。

最終的に280,625ドル(約4200万円)で落札された。

Text: Jan GötzePhoto: Courtesy of RM Sotheby's

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