F1カナダGPではマックス・フェルスタッペンが辛勝し、フェラーリ2台がリタイアしたことで、レッドブルはコンストラクターズランキングでのリードを2倍以上の49ポイントに広げた。
ただもう1台のレッドブル、セルジオ・ペレスは週末を通して苦戦。チーム代表のクリスチャン・ホーナーも改善が必要だと語った。
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ペレスは前戦モナコGPに続き、カナダGPでも予選Q1敗退。決勝では51周目にクラッシュを喫してリタイアとなった。
レッドブルはカナダGPを前に、ペレスと2年間の契約延長を結んだことを発表したが、そのペレスの直近3戦の獲得ポイント数はわずか4。姉妹チームでシート喪失のプレッシャーに晒されるRBのダニエル・リカルドと同じポイント数だ。
「チェコ(ペレス)にとってはひどい週末だった。我々がいくらかダメージを負ったのは明らかだ」
ホーナー代表はSky Sports F1に対してそう語った。
「(次戦スペインGPが開催される)バルセロナで、彼は強くなって戻って来る必要がある」
「ありがたいことに、フェラーリはショッキングなレース内容でポイントを獲得できなかった。それで我々はいくらかピンチから解放されたが、2台でポイントを獲得していかなくてはならないんだ」
「今回は逃げ切れたが、バルセロナ以降、チェコにはシーズン前半のような走りを取り戻してもらわないといけない」
そしてホーナー代表はペレスがスランプから立ち直るはずだと続けた。
「何度も見てきたのは、追い詰められたと思った時にチェコは立ち直るということだ。彼はタフなレーサーで、タフな性格の持ち主だ。彼が1番傷ついているんだ」
「今年の開幕4戦で見せたような、我々が知っている実力をみんなに見せるため、彼はカムバックするはずだ」
調子を落としていることから、ドライバーズランキングでは5番手に後退したペレス。カナダGPは厳しい週末だったと認めた一方で、本来の力を発揮できるようになるはずだと語った。
「今回は走行ラインがひとつしかなくて、オーバーテイクが難しかった。レース後半になって、ドライのラインが開き始めたんだ。序盤はただ、ポジションをキープすることが課題だった」
「この2戦はとても厳しかった。この週末を教訓に、気持ちを切り替えて挑みたい」
「土曜日はちょっとした問題があって、上位に食い込むことができなかった。予選の後にすぐそれを理解できたのはポジティブなことだ」
「もちろん、この先には長い1年がある。自分たちの調子を取り戻せると確信している」
しかしペレスは、決勝でのクラッシュについては弁解の余地はないと認めた。
「あれは僕のせいだ。ターン8で濡れた部分を踏んでしまって、マシンを止めることができなかった」
「完全に濡れていたんだ。ブレーキを踏んでも止まることができなかった。だから少し不運だった」
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