歴代GT-Rを愛するオーナーが建てた究極の趣味空間
R32「スカイラインGT-R」の発売以来ずっと歴代GT-Rを愛してきたAさんが那須の別荘に増設したガレージは、愛車2台の収容に加え、オーディオルームやワインセラーまで備えた理想の趣味空間。毎週末、最高にリラックスした時間を楽しんでいる。
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都会と那須の2拠点生活でGT-Rとの非日常を満喫
ここ最近、リモートワークやワーケーションといった新しいライフスタイルが広まり、都会と地方との二拠点生活(デュアルライフ)にも注目が集まっている。従来から存在している別荘地というのは、その先駆けと言えるだろう。ここで紹介するAさんも、平日は首都圏の本宅で過ごし、週末になると那須の別荘に移動して、大自然の中で愛車とゆったりした時間を楽しんでいる人物だ。
「家から那須までクルマで1時間50分。金曜の夜に移動するのが待ち遠しくて仕方なくて、日曜の夜は帰りたくなくて仕方なくなります」
Aさんのガレージは別荘の母屋とは別に増設されたもの。毎週末に那須まで移動したら、母屋のビルトインガレージにアシ車を入れ、別棟ガレージにて本命の愛車、2007年式R35GT-Rをはじめとしたスポーツカーたちが出迎える。別荘という非日常空間において、さらに趣味性すなわち非日常性を高めた空間が、このガレージというわけだ。
R35が鎮座するガレージの壁にはR32、33、34と、歴代愛用してきたGT-Rの写真も飾られている。
「1989年にR32がデビューした時、ああ、ついに自分たちが上の世代から“スゴい”って聞かされ続けて憧れていた、本物のGT-Rに乗れるんだ! って、即買いでした」
以来GT-R一筋で、33も34も出れば即、全てカタログのイメージカラーで買ってきた。そしてR35も2007年12月の秋に招かれた内覧会でプレミアムエディションを即発注、初期ロットで納車。毎年のアップデートは全て入れてきたそうだ。
やがてR35の開発ドライバー・鈴木利男さんのノルドリンクと知り合ったことで、AさんのGT-R三昧のカーライフは第2章へと移行する。
「走行会やツーリング、温泉にもご一緒させていただいて。憧れのクルマに乗って、鈴木利男さんや水野和敏さんといった、そのクルマを作った人と直にお会いして声が聞けるのは幸せなことです。GT-Rは日本の誇り、私にとっては夢の実現です」
その一方、年齢もあってR35の1台だけで全てをこなすのはキツいということでセカンドカーも購入。今では最新ポルシェやクラシック・アルファ ロメオも所有しているが、様々なクルマを味わうことで、GT-Rの新たな良さを再発見することにもつながっているようだ。
クルマとワインとオーディオ、それぞれに適した温度管理
ところで別荘地のガレージというものは雰囲気は最高なのだが、寒暖の差と湿気という、大自然の中ゆえの問題が常に付きまとう。その点、Aさんガレージはシャッターの内側に真空ガラスの引き戸を設けて屋根にも断熱材を入れているだけでなく、クルマ2台を置ける駐車スペースと、外を眺めるオーディオルーム&ワインセラーがガラスで仕切られていて、別々に温度調整が可能。空調を24時間稼働させ、温度と湿度の管理に万全を期しているのが特徴だ。
「クルマも増やしたいしワインセラーも欲しいし、ガレージでクルマを見ながらワインを飲みたいなと」
もともと別荘地は2区画買っていて、母屋の建築時に出た土を盛って山になっていた奥の区画にガレージを建設。ガレージの奥は半ば山に埋もれた半地下とすることで、断熱性に優れた構造を実現している。クルマに加えてオーディオとワインもAさんの重要な趣味であり、ともに温度管理は絶対に必要な要素。クルマのスペースとガラスで仕切るとともに、AVルームとワインセラーの間もビニールのカーテンで仕切っている。その上で駐車エリアの空調管理も万全を期して、貴重なクラシックカーの保管にも対応しているのだ。
さらに半地下のAVルームのカウンターに座ると、目の前には芝生が。ここに愛車を置いて、グラウンドレベルから眺めながら音楽とワインを堪能しようとの趣向も面白い。駐車スペースにクルマ2台を入れて満杯でも、カウンターで楽しめるわけだ。
しかし、ここでガレージライフを始めてから、思わぬ誤算もあったようだ。
「那須でクルマの仲間がどんどん増えて、ガレージを訪れてくれる人が多くなってしまいました。クルマのスペースにみんなで座るから、結果的にカウンターの方に行かないんですよ」
と笑うAさん。那須に別荘を建てた最初は、大自然の中で人と関わらずに過ごしたいと思っていたそうだが、クルマ趣味を通じた人の縁が想像以上に広がっていったのは、嬉しい誤算というべきだろう。
ガレージから愛車に乗って外に出れば、すぐ近くにワインディングがあるのが地方の良さ。都会から完全移住するのが難しくとも、二拠点生活という選択肢も、カーライフを十二分に豊かにしてくれるのである。
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