■トヨタ「プリウス」の刺客は同じトヨタ車?
一般的な工業製品は、新型製品が発売された直後に大幅に販売数が伸び、その後緩やかに下降傾向を辿っていきます。
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そんななか、クルマは新型車として登場した直後でも定期的に改良をおこなう頻度が多いことから、新型車として登場してから数年経っても販売台数の上位に位置することがあるのです。
2019年も残り2か月半というタイミングで、2019年の年間販売台数はどうなるのか予想してみます。2018年と変化は見られるのでしょうか。
クルマの販売台数を定期的に公表している日本自動車販売協会連合会(以下、自販連)によると、2018年の登録車販売台数(1月から12月)は、1位日産「ノート(13万6324台)」、2位トヨタ「アクア(12万6561台)」、3位トヨタ「プリウス(11万5462台)」、日産「セレナ(9万9865台)」、5位トヨタ「シエンタ(9万4048台)」という結果でした。
この際、13万6324台を販売して登録車販売台数の首位になったノートは、日産が国内の年間登録車販売台数ランキングで首位を獲得するのは統計史上初となります。
上位5台は、「コンパクトカー」「ミニバン」「エコカー」といった人気ジャンルがランクインし、同じく人気といわれる「SUV」におけるトップは、全体で12位のトヨタ「C-HR(7万6756)」です。
では、2019年の年間登録車販売台数はどうなるのでしょうか。自販連は、毎月、半年、年間、年度と4通りの発表をしています。2019年10月時点では、2019年上半期(1月から6月)と7月、8月、9月が発表されていることから、その合計数を基に見ていきます。
2019年上半期の上位5台は、1位プリウス(7万277台)、2位ノート(6万8543)、3位アクア(6万349台)、4位セレナ(5万3662台)、5位シエンタ(5万926台)となり、2018年の年間と比べるとプリウスとノートが逆転しています。
2018年12月にプリウスは大幅な改良をおこない、そこで以前から不評だったデザインや安全装備の拡充などを図り、順調な販売台数を稼いだ結果、2019年4月に約16か月ぶりに首位に返り咲きました。
その後は、同年8月、9月にシエンタが首位となり、2位にプリウス、ノートの両車が食い込んでいる形です。
2019年上半期と7月、8月、9月を合計すると、1位プリウス(10万2748台)、2位ノート(10万479台)」、3位アクア(8万7192台)、4位シエンタ(8万3968台)、5位セレナ(7万9391台)という状況となります。
合計台数を見る限り、プリウスとノートの2強は3位以下に1万台強の差を付けていることから、残り3か月(10月・11月・12月)では、どちらかが首位になると予想できます。
そんななかで、トヨタの販売店スタッフはノートが2年連続で首位に輝くのではないかと、話します。
「プリウスは幅広い層のお客さまにご好評を頂いております。このままの販売台数を保てれば登録車販売台数にて首位の可能性もあるのですが、意外にも2019年9月に新型『カローラ/カローラツーリング』が登場したことでプリウスの販売に影響するのではないかといわれています。
同年4月に新型『RAV4』が登場する以前は、『C-HR』の販売にはそれほど影響しないと予想されていましたが、実際にC-HRを見に来たお客さまがRAV4を購入されたという例はありますので、プリウスを検討する人がカローラを選ぶ可能性は高いです」
※ ※ ※
実際に、新型カローラ/カローラツーリングを試乗したジャーナリスト達は口を揃えて、「良くなったハイブリッド仕様はプリウスの販売に影響するのではないか」と話しています。
RAV4とC-HRのジレンマを回避して、2017年ぶりにプリウスが年間登録車販売台数で首位になれるのか、注目です。
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