この記事をまとめると
■クルマの中古査定を左右する装備類の今と昔の違いを紹介
「夜に査定したほうがいい」「シートにカタログを置く」下取り査定時の噂とその真相6選
■現代は安全装備や電動スライドドアなどが中古査定の上がりやすいポイント
■1980~90年代は電動パワーシートやガードバーなどが人気だった
査定に影響する装備類は今と昔でどう違っていた?
クルマを売却するときの金額は、主に中古車市場の人気度で決まる。中古車として高く販売できるクルマなら、ユーザーからも高値で買い取れる。逆に中古車市場で不人気な車種は、高く買い取ることもできない。
この考え方に基づき、車両の買取額は、主に車種/グレード/年式/走行距離で決まる。そしてグレードによる買取額の違いには、エンジンや駆動方式などのメカニズムと併せて装備も含まれる。人気の高い装備を装着したグレードなら、それだけ買取額も上昇する。
装備はオプションでも装着できるが、複数の装備をオプション装着するなら、それを標準装着する上級グレードを選びたい。買取額はグレードによって左右されるからだ。
なお、人気の装備は過去と現在では違っている。中古車の買取店に、買取額が高まる今の人気の装備を尋ねると「安全装備や(運転を支援する)クルーズコントロールなどが高値になる。それ以外は電動スライドドアで、一部の車種ではサンルーフも人気」だという。
現在の大半の新車には、衝突被害軽減ブレーキや運転支援機能が標準装着されている。上級装備としては、後方の並走車両を検知して知らせる後側方車両検知警報なども見られる。エアバッグも運転席と助手席は装着が義務付けられ、サイド&カーテンエアバッグも重視される。これらは売却時の金額にも影響を与えるわけだ。
一方、カーナビは以前に比べてニーズが下がった。カーナビの代わりにディスプレイオーディオなどのモニター画面を装着して、スマートフォンのナビ機能を表示できるようになったからだ。したがってカーナビは必須条件とはいえないが、ディスプレイは必要になる。買取店では「ディスプレイはお客様から大きなサイズが好まれ、売却額にも有利になる」と言う。
1980~90年代は当時流行った装備類でも査定が変動していた!
ちなみに車両の保有台数が急増した1980年代から1990年頃を振り返ると、今ほど安全装備は普及しておらず人気も低かった。中古車価格と売却額を押し上げたのは、アルミホイールやエアロパーツなどの外装部品と、電動パワーシート、6スピーカーの上級オーディオ、本革シートや今では見られなくなった毛足の長いモケットシート生地などであった。
サンルーフは当時から人気の高い装備とされ、ワンボックスワゴンなどには、大型ガラスサンルーフを装着する車種も多かった。これも売却額を高める装備であった。
当時、流行した悪路向けのSUVでは、大径アルミホイール、ガードバーと呼ばれるフロントマスクに装着する金属製のパイプなども人気を高めた。ガードバーは当時から歩行者と衝突したときの加害性が指摘され、今では歩行者保護の観点から設定されていない。
このように、昔は売却額を高めた装備なのに、今は安全性の観点から装着できない品目も見られる。その一方で、安全性を高める装備が売却時に有利な時代になった。過去30年ほどの間で、愛車の売却額を高める装備は安全性を巡って大きく変化している。
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売ることを考えるより自分が欲しい機能、買える機能を付ければいい。