2025年1月29日(現地時間)、BMW AGは内外装の変更やパワートレーンの性能向上など、大幅改良された電気自動車のSAV「iX」を発表した。
よりスポーティさが強調された、電動SAVの先駆者
iXは、BMWのBEV専用モデルのSAV(スポーツ アクティビティ ビークル)だ。現行型が初代で、欧州と日本では2021年に発売された。
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今回の大幅改良では、まずエクステリアはSAVらしいプロポーションが強調された。斜め方向にも桟が入った縦長のキドニーグリルが特徴的だ。これにはグリル輪郭が光るアイコニックグローがオプション(上級グレードでは標準装備)設定される。ヘッドランプもコーナリングランプ機能付きのアダプティブLEDとなる。
前後エプロンはシームレスなデザインとなり、Mスポーツパッケージや、よりアグレッシブなMスポーツパッケージ プロも設定されている。
パワートレーンは全モデルとも前後に2モーターを備えた電動4WDとなる。パワーエレクトロニクスには改良が加えられ、パフォーマンスを向上させている。
iX xドライブ45はシステム出力が408hpにアップし、0→100km/h加速は5.1秒。iX xドライブ60は544hpにアップし、0→100km/h加速は4.6秒。どちらも最高速度は200km/hで電子リミッターが作動する。iX M70 xドライブは659hpと1100Nmを発生し、これはローンチコントロールも使用可能だ。0→100km/h加速は3.5秒、最高速度は250km/hに達する。
駆動用バッテリーの容量とWLTP航続距離は、iX xドライブ45が94.8kWhで490~602km、iX xドライブ60が109.1kWhで563~701km、そしてiX M70 xドライブが108.9kWhで521~600kmとなっている。
シャシやサスペンションは形式こそ変わらないが新たにセットアップされ、ヒルディセントコントロールやダイナミック スタビリティコントロールも標準装備されている。
自動レーンチェンジにも対応した「アシスト」を装備
運転支援システムでは、180km/hまで対応するアダプティブ クルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)を含むドライビングアシスタントプラス、ブレーキ介入付きフロント衝突警告、リバースアシスタントとパーキングアシスタント(カメラ付き)などを標準装備する。オプションで、レベル2+機能を備えて130km/hまで自動レーンチェンジが可能なハイウエイアシスタントも設定されている。
インテリアでは、MマルチファンクションシートやMレザーステアリングホイール、Mロゴ入り2トーンのインパネ、ダークシルバーのトリムフィニッシャー、ハイグロスブラック仕上げのセンターコンソールなど、Mスポーツパッケージを標準装備している。
なお、ここで紹介している内容はドイツ本国仕様のもの。iXはドイツのディンゴルフィング工場で生産され、主な市場はドイツ、米国、英国とされている。したがって大幅改良されたiXが日本に導入されるかは、現段階では不明だ。
BMW iX xドライブ60 主要諸元(本国仕様)
●全長×全幅×全高:4965×1970×1695mm
●ホイールベース:3000mm
●車両重量:2505kg(DIN)
●モーター:交流同期電動機×2
●システム最高出力:400kW(544hp)
●システム最大トルク:765Nm
●バッテリー総電力量:109.1kWh
●WLTPモード航続距離:563~701km
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:235/60R20
[ アルバム : BMW iX 大幅改良 はオリジナルサイトでご覧ください ]
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みんなのコメント
ベンベって呼んでる人でさえ引くデザインなのに。