■限定車「S208」などの空力パーツを採用
スバルのスポーツセダン「WRX S4」に、特別仕様車「STIスポーツ#(シャープ)」が登場。2020年8月20日に発売されます。
ボンネットに穴が開いたターボ車が減少! なぜスバルはわざわざ大きな穴を開けているのか?
価格(消費税込)は474万1000円で、限定台数は500台です。予約注文は2020年5月26日から10月22日まで受け付けられますが、限定数に達した時点で終了となります。
「STIスポーツ#」は、走りの愉しさと上質さを、その名の通り、よりシャープにトータルコーディネートした特別モデルです。
外観は、大型フロントアンダースポイラー(艶ありブラック)やフロントグリル(ダークグレイシリカ塗装)、リアバンパー (エアアウトレットグリル付)など、「WRX STI」の限定車として絶大な人気を誇った「S208」や「EJ20 ファイナルエディション」に装着されたエアロパーツを装備。ブラックのパーツを用いることで、精悍なスタイルを演出しています。
ボディカラーは、アイスシルバー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ、WRXブルー・パールに加え、セラミックホワイトを特別設定しました。
内装は、ブラックとシルバーのモノトーンとし、肌ざわりの良いウイルトラスエードを用いたRECAROフロントシートやステアリングホイール、本革巻シフトレバー&シフトブーツなどの専用アイテムを採用し、大人のスポーティさを表現しています。
走行性能は、エアクリーナエレメントとマフラーにSTI製パーツを採用することで空気抵抗を提言し、加速中のエンジントルクを最大約10%向上。アクセル操作に対するレスポンスが向上したことで、気持ちの良い加速感が味わえます。
また、CVTオイルクーラーと強化タイプのラジエーターファンを搭載し、パワートレインの冷却性能を強化することで、スポーツ走行時の熱によるトラブルを防ぎ、動力性能を存分に引き出します。
さらに、よりシャープな大人のスポーツセダンにふさわしい、余裕のあるドライビングが楽しめるようなセッティングとするため、WRX向けとして国内初となる「STI製フレキシブルドロースティフナーリア」を採用しました。
車体に加わる力の伝達をスムーズにするとともに、リアタイヤの接地性を高めることで、クルマとの一体感が味わえるとともに、路面からの入力をいなすことで、乗り心地の向上にも寄与しています。
さらにSTIフレキシブルパーツとして、フレキシブルドロースティフナーフロントとフレキシブルタワーバーフロントが装着されました。
静粛性も強化され、吸音材や制振材を追加することで、より静かで快適な室内空間を実現しました。
※ ※ ※
標準仕様のWRX S4は2020年5月25日に一旦オーダーストップとなりましたが、7月には年次改良を受ける予定となります
今回の年次改良では、グレードが最上級モデルの「STIスポーツ」に一本化され、WLTCモード燃費に対応するなどの変更がおこなわれることになります。
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