欧州では昔からベーシックなハッチバック車が大人気。『CORSA』は高い実用性に加え、独自のスタイリッシュなデザインが魅力。これみよがしなところがなく、それでいて周囲の目を引く、小粋な1台だ。
ものを収納して運ぶバッグにトートやショルダー、ブリーフケース、バックパックなどの種類があるようにクルマも形状は様々。『CORSA』はハッチバックと呼ばれるタイプだ。
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バックドアがハッチ型(船の甲板から船室に通じるフタの付いた出入り口のこと)なことからそう呼ばれ、乗員スペースと荷室が区分されたセダンタイプ(ノッチバック)よりも荷物がたくさん積めるのが特徴だ。
ボディーが小さくても荷室容量を確保できることから、ハッチバックは昔から小型大衆車を中心に採用されてきた。『CORSA』の場合、なだらかなルーフラインときゅっと締まったリアエンド、前後のライト類の実用度を維持しながら小さくまとめている。さらに、ボディー細部は複雑な造形を用いず、曲線基調でデザイン。これにより、実際の寸法以上に大きく見え、知的なスタイリングを実現している。
それでいて、決して見た目重視の設計ではなく、室内は前席、後席ともに天井高や左右の空間に余裕がある。シートも十分な大きさで、大柄な人が乗っても体をしっかりとホールドできる。乗り味は芯のある安定感重視のセッティングで、高速道路が発達したドイツブランドらしいフィーリングが実感できるはず。
『CORSA』の特徴を冒頭で記したバッグに例えるなら、ビジネスにも使えるデザインの、フタ付きトートバッグというところ。使うほどに良さがわかるのも、ドイツ流の奥深い魅力だ。
【01】LUGGAGE SPACE
ハッチバックの利点を生かして使いこなそう
積み下ろししやすいハッチバックの荷室は、開口部も大きい。後席の背もたれをたたむとさらに広く使える。6:4の分割可倒式なので、乗車人数や荷物の量、形状に合わせてアレンジできるのもうれしい。
【02】SEAT
デザインと実用性を両立乗ってわかる快適な室内
巧みなエンジニアリングによって、外観をスタイリッシュにデザインしながら室内は実用的な空間を確保。シートの大きさやクッションも十分で、長時間乗っていても疲労を感じにくい。ドイツ車らしい設計だ。
【03】ENGINE
環境性能と優れた実用性を誇るパワーユニット搭載
低燃費で環境性能にも秀でた1.2Lのガソリンエンジンを搭載。導入予定のEV、『CORSA-e』には50kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載。最高出力136PS、最大トルク260Nmのパフォーマンスだ。
【04】STEERING
パドルシフト付きでスポーティーな走りも自在
運転に集中できる操作性と視認性を備えたコックピット。モダンなATシフトレバーに加え、ステアリングホイールに付くパドルシフトで8段のトランスミッションを自在に操れる。スポーティーな走りを楽しんで。
取材・文/櫻井 香 撮影/尾形和美
160年の歴史を持つオペルのすべてがわかるブランドMOOK「&OPEL 未来を創るクルマ。」発売中
1862年の誕生以来、不断の進化によっていつの時代も時代も最先端のポップカルチャーであり続けたOPEL。そのブランドDNAとその魅力を、チーフデザイナーへのインタビューや歴史的名車の検証などをもとに解き明かすムック本「&OPEL」が発売されました。
ドイツの自動車メーカーOPELは、160年の歴史を持つ老舗ブランドです。日本との縁も深く、戦前から輸入され、2006年までは日本国内でも販売されていたので、ご存じ方はもちろん、実際に乗った/所有したことがある方も多いのではないでしょうか。
そして今、OPELが再び、日本に上陸するといわれています。今度、日本にやって来るOPELは、私たちがしばらく見ないうちに、すばらしくモダンで、ポップな佇まいに変身していました。ドイツ車としての信頼感と堅実さはそのままに、ガジェット感あふれるデザインやカラーリングからは、「どんな人生を愉しみたい?」と、クルマが語りかけてくるようです。そんな、ニュー・ジャーマン・カーで実現するライフスタイルのテーマは「リラックス」。
本書では、暮らしをアップデートするモダンジャーマンなクルマづくりの魅力を、160年の歴史とともに余すところなく、紹介します。
160年の歴史を持つオペルのすべてがわかるブランド大図鑑
『&OPEL(アンドオペル) 未来を創るクルマ。』
定価1650円(税込)A4変形判/132ページ
小学館刊
https://www.shogakukan.co.jp/books/09104254
■本書のコンテンツ紹介
PART 1 OPELが提案するRELAX LIFE
●人気モデル「CORSA」「MOKKA」「GRANDLAND」徹底解剖!
PART 2 Pop&Future! OPELの秘密
チーフデザイナー・Mark Adams インタビューファッションデザイナー・Marcel Ostertag インタビュー「ASTRA」「MANTA」「COMBO LIFE」最新モデルの魅力OPELと相性抜群のライフスタイル名品セレクションPART3 Just like an OPEL
注目のクリエイターが語るNEW OPELの魅力アンバサダーを務めるリバプールFC監督・ユルゲン・クロップ氏とOPELPART 4 ドイツから特報!元気なOPEL
「MOKKA」「CORSA-e」「GRANDLAND」現地試乗レポート詳報オペルCEO Uwe Hochgeschurtz氏インタビューPART 5 Republish of Historic car impression
革新的な挑戦を続けてきた自動車ブランドOPELの歴史
老舗自動車専門誌の編集者が語るOPELの魅力OPEL in Motorsports「CORSA」「ASTRA/KADETT」「VECTRA」「OMEGA」「SPEEDSTER」「GT」「MANTA」「CALIBRA」「ZAFIRA」PART6 「&OPEL」 Square
FUN collectionOPEL FUN in JapanOPEL Engineering HistoryLogo transition of OPELOPELディーラーの斬新なCI【オンライン書店で購入する】
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