メルセデスAMG GT クーぺが2代目に進化して登場、その強烈な個性をさらに先鋭化

2023年8月19日（現地時間）、メルセデスAMGは米国カリフォルニア州のモントレー半島で開催されているアメリカ最大の自動車の祭典「モントレーカーウィーク（Monterey Car Week）」で、第2世代の「メルセデスAMG GT クーぺ」を公開した。

AMG独自開発のスポーツカーアーキテクチャーを採用
初代メルセデスAMG GT クーぺは、SLS AMGの後継として2014年に登場。AMG独自開発のスポーツカーで、ダイナミックなドライビング性能と優れた快適性を両立するモデルとして、ポルシェ911を脅かす存在となった。

今回登場したのはその2代目となる完全なフルモデルチェンジ版で、初代と同様、超ロングノーズが特徴的なスタイリングは継承しつつ、AMG独自の精巧な複合アルミニウムボディ構造を備えたスポーツカーアーキテクチャーの採用により、高いボディ剛性を実現。

このクラスのスポーツカーとして大きなキャビンスペースを確保することに成功し、2+2のシートレイアウトをオプションで採用して日常での使い勝手を向上させたのが大きな特徴となる。スペースを確保す

このスポーツカーアーキテクチャーはデザインの自由度も拡大し、ロングホイールベース、ショートデッキのダイナミックなプロポーションをさらに先鋭化している。

搭載されるエンジンはAMG製の4L V8ツインターボで、ハイパフォーマンス仕様の「GT 63 4マティック+ クーぺ」は最高出力585ps、最大トルク800Nm、0-100km／h加速3.2秒、最高速315km／h。ベース仕様の「GT 55 4マティック+ クーぺ」は最高出力476ps、最大トルク700Nm、0-100km／h加速3.9秒、最高速295km／hというスペックを誇る。

両モデルとも9速AMG スピードシフトMCTが組み合わされ、完全可変の4輪駆動システム「 AMG パフォーマンス 4MATIC+ 」でその強大なパワーは4輪に伝えられる。

空力特性をアクティブで最適化する最新システムも導入
また、アクティブロールスタビライゼーションを備えたAMGアクティブライドコントロールサスペンション、リアアクスルステアリング、速度域に合わせて適切な空力効果を生み出すアクティブエアロダイナミクスなどのハイテクコンポーネントが標準装備される。

メルセデスAMGのマイケル・シーベ（Michael Schiebe）CEOは「新しい メルセデスAMG GT クーペは、アファルターバッハ開発チームの技術力の高さを改めて証明しています。新次元コンセプトとオプションの2+2シートにより、お客様の要望にダイレクトに応えることができるでしょう」とコメントしている。

メルセデスAMG GT 63 4マティック+ クーぺ　主要諸元
●全長×全幅×全高：4728×1984×1354mm
●ホイールベース：2700mm
●乾燥重量：1970kg
●エンジン：V8 DOHCツインターボ
●排気量：3982cc
●最高出力：430kW（585ps）／5500-6500rpm
●最大トルク：800Nm／2500-5000rpm
●駆動方式：4WD
●トランスミッション：9速AT
●0-100km h加速：3.2秒
●最高速：315km h

メルセデスAMG GT 55 4マティック+ クーぺ　主要諸元
●全長×全幅×全高：4728×1984×1354mm
●ホイールベース：2700mm
●乾燥重量：1970kg
●エンジン：V8 DOHCツインターボ
●排気量：3982cc
●最高出力：350kW（476ps）／5500-6500rpm
●最大トルク：700Nm／2500-5000rpm
●駆動方式：4WD
●トランスミッション：9速AT
●0-100km h加速：3.9秒
●最高速：295km h

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Comments

煩いだけって印象から脱却できるかな？

先代は出来が悪くて不人気だったけど
少しは改善したかな？
フラッグシップで期待してたぶん
ガッカリが半端なかったもんなー