バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれているF1第15戦バーレーンGP。その予選でフェラーリ勢は苦戦し、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールは共にQ2で敗退。それぞれ11番手と12番手から決勝レースに挑むこととなった。
ベッテルが予選Q3へ進めないのは、これで実に11戦連続のこと。彼はQ2終了後の無線で敗退を知ると、苛立ちを顕にしていた。
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「予選はタフだしタイトだった」と、ベッテルは語る。
「セクター2は理想的ではなかったと思うし、ジョージ(ラッセル)に接近しすぎていた。それも助けにはならなかったと思う。それから最終セクターのストップアンドゴーでフロントを機能させるのに苦労していたんだ」
「おそらくもう少しタイムは削れたと思う。セクター2は素晴らしいわけじゃなかったしね。ただ全体としては僕たちの今週末の位置は、多かれ少なかれ決まっていたと思う」
「でもレースは明日だ。1周の争いじゃない。だから何ができるか見てみよう」
バーレーンGPにおける鍵はタイヤマネジメントということになるだろう。多くのドライバーが週末を通して、タイヤのデグラデーションに苦労しており、特にソフトタイヤはレースで使うことは敬遠されているように見える。そのためか、予選トップ10は全車がミディアムタイヤでスタートする。
ベッテルはレースについてフェラーリは“タイヤバトル”をすることになるだろうと語る。ポイントを獲得するためには、戦略面で抜け目なく戦う必要があると考えているのだ。
「このコースはタイヤにとても、とても厳しい。明日はタイヤのマネジメントが鍵になるだろう」と、ベッテルは語る。
「狐のように狡猾になることができれば、チャンスがあると思う。そうじゃなかったら、長いレースになるだろうね。でも僕はポイントを稼ぐいいチャンスがあると思っているんだ」
また同じく予選Q2敗退を喫したルクレールは、アタックの中にタイムを失った箇所があったと語るが、同時にスタート時のタイヤを選べる位置からのレースは悪くないとも述べた。
「いつももっと上手くやれると思うけど、それは皆がそうなんだと思う」と、ルクレールは言う。
「ターン4ではかなり失った部分があったと思う。でもそういうことだ。僕らはレースを11番手と12番手からスタートするけど、自由にタイヤを選ぶことができる」
「トップ10もミディアムタイヤだから、どれくらいそれを活かせるかは分からない。でもミディアムタイヤでスタートするのは悪くないと確信している」
「僕らは最善を尽くした。これが今日僕らにできることだったんだ」
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