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ボクらのヤングタイマー列伝:第17回『オペル・カリブラ』風洞実験で得られたCd値=0.26の流麗なスッキリ空力ボディ!
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遠藤イヅルが自身のイラストともに1980年代以降の趣味車、いわゆる"ヤングタイマー"なクルマを振り返るという、かつて小社WEBサイトでひっそり!? 連載していた伝説の連載、その進化版がこの『ボクらのヤングタイマー列伝』です。

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みんなのコメント

1件
  • VWのハーン会長の「日本でVW/アウディを年間10万台売りたい」という言葉に梁瀬次郎さんが激昂して始まった一連のゴタゴタに、見事に巻き込まれてしまったのがオペルだった。正直、ずっと東邦モータースで扱われていたらどんなに平和だっただろうかと思う。しかし、そんな東邦との長い関係も、大山鳴動して何一つできなかったいすゞもお払い箱にして、GMはヤナセと契約する。しかし、そのときVWの後釜にされるとは微塵も思っていなかったという。

    ともあれ、後ろ足で砂をかけて出ていったVW/アウディへのリベンジの道具にオペルはされてしまった。だから主力はゴルフの対抗馬であるアストラであり、パサートに対抗するベクトラだった。そして、日本人デザイナーによる奇蹟の車ヴィータを迎えることになる。

    そんな状況の中で、見事にカリブラは空気だった。当時のVWにはコラードという失敗作しかこの種の車がなく、闘うまでもなかったからである。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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