現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > まもなく登場? トヨタ「ライズ ハイブリッド」はどうなる? EV並の加速感は病みつきになるか

ここから本文です

まもなく登場? トヨタ「ライズ ハイブリッド」はどうなる? EV並の加速感は病みつきになるか

掲載 更新 29
まもなく登場? トヨタ「ライズ ハイブリッド」はどうなる? EV並の加速感は病みつきになるか

■ダイハツ独自開発のハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」

 ダイハツは、2021年10月1日に新型「ロッキー e:SMART」のティザーサイトを公開。その際、「NEW ROCKY 2021.11 DEBUT!」という形で11月に登場することを明らかにしていました。
 
 では、ロッキーの兄弟車(OEM車)となるトヨタ「ライズ」ではどのような反響があるのでしょうか。

【画像】さらにイケメンになった? まずは新型「ロッキー e:smart」を見る!(28枚)

 ロッキー/ライズは、コンパクトSUVとして2019年11月に登場しました。

 全長4m以下というコンパクトなサイズは取り回しが良く、しかも荷物もたくさん積めることから高い人気となっています。

 現在、世の中的にコンパクトSUVとして分類されるのは主、トヨタ「ヤリスクロス」「C-HR」、ホンダ「ヴェゼル」、日産「キックス」、マツダ「CX-3」「CX-30」などの多くの車種がある激戦区となり、それぞれ個性豊かなラインナップを揃えています。

 そんな激戦区で、新たに投入されるロッキーには「e-SMARTハイブリッド」と呼ばれるハイブリッドシステムが追加されますが、どのようなシステムなのでしょうか。

 このハイブリッドシステムは、日産のe-Powerと似たような仕組みとなるシリーズ式ハイブリッドシステムを採用。これは、モーターだけで走行しエンジンはバッテリーの発電に使用されます。

 このように、ロッキーのe-SMARTハイブリッドは100%モーターで走行するシステムのため、EVのような加速性能を持っています。

 ロッキーに搭載される発電専用エンジンは、燃焼で発生する熱エネルギーのうち、40%をエンジン出力に回せる高い熱効率で、しかも発電に最適なエンジン回転を維持することにより低燃費を実現。

 また、アクセルの踏み・戻しだけで加減速を快適におこなえる「スマートペダル」を採用しているため、アクセルとブレーキの踏み替え回数が減り、運転時の疲労が軽減できます。

 このワンペダルには、力強い加速が必要なときは「ノーマルモード」、燃費を優先したいときには「エコモード」の2種類が選択できるほか、スマートペダルをキャンセルすることも可能です。

 さらに、ボディには適所に遮音材と制振材を配置したことで、ロードノイズや風切り音を抑えて車内の静粛性を上げたといいます。

 今回追加されるハイブリッド車は、ライズにも搭載されるようです。

 ライズはダイハツからのOEM供給されるクルマなので、開発はダイハツが受け持ちます。

 そのため、ライズに搭載されるハイブリッドシステムは、トヨタの「THSII」ではなくダイハツのe-SMARTハイブリッドが搭載されます。

 新たに追加されるハイブリッド車の反響について、トヨタの販売店は次のように話しています。

「モーター走行になるので、燃費が良く静粛性が高いのも特徴です。日産のe-POWERのような加速感が特徴となるようですので、試乗が始まればそのあたりを訴求したと思っています」(首都圏A店)

「他社のハイブリッド車に乗っていて、長い距離を走るので燃費の良さから検討されているお客さまがいらっしゃいます。

 また、今はSUVが流行っていて車高が高いのに加えて、大きすぎないサイズ感を求めているお客さまもいらっしゃいました」(首都圏B店)

「扱いサイズ感に加えて、はやりのSUV、そして燃費の良さという点を重視するお客さまは意外と多いこともあり、まだ正式な案内がないなかではそれなりにお問い合せを頂いております」(中部圏A店)

「基本的なデザインは大きく変わらないため、もともとライズの購入を検討されている人から事前受注を承ることがあります」(中部圏B店)

「これまで、ライズにはガソリン車しか設定がありませんでした。

 そのうえのサイズとなると、ヤリスクロス、C-HR、カローラクロスなどのコンパクトSUVにハイブリッド車は設定されていますが、扱いやすいSUVのハイブリッド車という店では、需要はそれなりにあると思います」(関西圏A店)

※ ※ ※

 まもなく正式な発表がおこなわれるロッキー/ライズ、EVのような加速感が特徴といえるコンパクトSUVがユーザーからどのような評価をされるのか、注目が集まります。

こんな記事も読まれています

一般車両侵入でSS12中止のラリージャパン、主催者に約800万円の罰金! 執行猶予付き1600万円の追加罰金も
一般車両侵入でSS12中止のラリージャパン、主催者に約800万円の罰金! 執行猶予付き1600万円の追加罰金も
motorsport.com 日本版
日本に世界が注目!? 公道激走バトルの「ラリー」開催! 3年目の「ラリージャパン」どんな感じ? トヨタ会長が語る
日本に世界が注目!? 公道激走バトルの「ラリー」開催! 3年目の「ラリージャパン」どんな感じ? トヨタ会長が語る
くるまのニュース
新型3列シート電動SUV『アイオニック9』正式発表、充電中は4人が広々休憩も…ロサンゼルスモーターショー2024
新型3列シート電動SUV『アイオニック9』正式発表、充電中は4人が広々休憩も…ロサンゼルスモーターショー2024
レスポンス
全国に「警察軽トラ」配備へ なぜ? 警察庁初の取り組み、理由は? ダイハツ製61台を24年度中に導入! 各都道府県警察で運用
全国に「警察軽トラ」配備へ なぜ? 警察庁初の取り組み、理由は? ダイハツ製61台を24年度中に導入! 各都道府県警察で運用
くるまのニュース
転倒時にバイクを守る! エンジンガードは装着した方がいいのか?
転倒時にバイクを守る! エンジンガードは装着した方がいいのか?
バイクのニュース
『ランクル40 / 70』にもピッタリ! トーヨータイヤ『OPEN COUNTRY A/T III』がラインアップ拡充
『ランクル40 / 70』にもピッタリ! トーヨータイヤ『OPEN COUNTRY A/T III』がラインアップ拡充
レスポンス
寒いとバカっ速! ラスベガスで完勝ワンツーのメルセデス、懸念のグレイニングも一切出ず「不思議だね」とウルフ代表
寒いとバカっ速! ラスベガスで完勝ワンツーのメルセデス、懸念のグレイニングも一切出ず「不思議だね」とウルフ代表
motorsport.com 日本版
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
くるまのニュース
夢だけで終わらせたくない「マイ・バイクガレージ」 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録 VOL.01
夢だけで終わらせたくない「マイ・バイクガレージ」 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録 VOL.01
バイクのニュース
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
ベストカーWeb
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
WEB CARTOP
車載電池のノースボルト、米国で破産法を申請 事業継続にめど
車載電池のノースボルト、米国で破産法を申請 事業継続にめど
日刊自動車新聞
【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
AutoBild Japan
レクサス新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開に大反響! めちゃ“斬新グリル”&一文字ライト採用! “6年ぶり”に内外装刷新の「ES」中国に登場!
レクサス新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開に大反響! めちゃ“斬新グリル”&一文字ライト採用! “6年ぶり”に内外装刷新の「ES」中国に登場!
くるまのニュース
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
VAGUE
完璧なシーズンでも届かない、王者の背中。ノリス「たとえミスがなかったとしてもタイトルを手にできたかどうか……」
完璧なシーズンでも届かない、王者の背中。ノリス「たとえミスがなかったとしてもタイトルを手にできたかどうか……」
motorsport.com 日本版
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
くるまのニュース
今でも現役! いろんなバイクに採用されています。「SOHC」とは?【バイク用語辞典】
今でも現役! いろんなバイクに採用されています。「SOHC」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース

みんなのコメント

29件
  • >さらに、ボディには適所に遮音材と制振材を配置したことで、ロードノイズや風切り音を抑えて車内の静粛性を上げたといいます。

    良いね
  • どっちかと言えばロッキー顔が好きなんで
    買うわ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

170.7229.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

119.8306.0万円

中古車を検索
ライズの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

170.7229.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

119.8306.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村