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フェルスタッペン、勝てたはずの1戦逃し「ひどい1日だった」レッドブルの戦略や作業ミスに苦言|F1オーストリアGP

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フェルスタッペン、勝てたはずの1戦逃し「ひどい1日だった」レッドブルの戦略や作業ミスに苦言|F1オーストリアGP

 F1オーストリアGPでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はライバルのランド・ノリス(マクラーレン)との接触もあり5位に終わった。彼は今回のレースでは様々な問題があったと嘆いている。

 フェルスタッペンはレッドブルの母国戦でポールポジションを獲得。レース序盤は彼がライバルを突き離す速さを見せた。

■オーストリアでの接触で友情にヒビ? ノリス、フェルスタッペンが責任逃れをするなら「リスペクトを失う」

 しかしフェルスタッペンは中盤以降に苦戦しはじめ、その後のピットストップで痛恨の作業ミスがあったことでノリスに真後ろまで接近されると、ふたりは激しいバトルを展開した。そして結局終盤の64周目にターン3で接触してしまった。

 これで両者ともにタイヤがパンク。ノリスの方がダメージが大きくリタイアする一方、フェルスタッペンはレースに復帰してペナルティを受けながらも5位となった。

 レース後、フェルスタッペンはレッドブルがこのレース中、戦略やピットストップで「何もかも間違った」ことを悔やんでおり、それがノリスにチャンスを与えることにつながったと語った。

「最初のスティントは凄く良かったんだ。でも最後にかなりトラフィックに巻き込まれてしまった。すぐにピットに入れるようにすべきだった。ラップタイムをかなり与えてしまったからね」

 フェルスタッペンはそう語る。

「今日は多くのことで間違いがあった1日だった。戦略に始まって、ピットストップも壊滅的だった。最初のピットストップも悪かったけど、2回目はもっとまずかった」

「2回のピットストップで6秒以上失ってしまった。それもまたレースだけどね」

「そう言うわけで、僕らはこの状況に陥ってしまったと思う。僕らはできること全てで間違えていた。今日は酷かったよ」

 フェルスタッペンはレース前半の好調さとは一転して後半に苦戦していた。彼は消耗したミディアムタイヤで「運転できない」と感じるほどにマシンの挙動が悪くなったことの理由を調べなくてはと語っている。

「理由は分かっていないけど、マシンがレースを通じてどんどん悪くなりはじめていたんだ。だからマシンの何かが壊れたのかもしれないし、調べてみる必要があるね」

「正直に言って、なぜ急にマシンのバランスが、まずまずの所からドライビングが不可能と思われるような動きに変わったのか説明ができないんだ。普通、こういうことは何かが間違っていたことを示している」

「でもそうであったとしても、僕らはピットストップのミスがなければ、今日は勝てたはずだったんだ」

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