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ホンダが日本で年内発売を予定する新型ZR-Vの北米バージョンとなる新型HR-Vを本国で発売

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ホンダが日本で年内発売を予定する新型ZR-Vの北米バージョンとなる新型HR-Vを本国で発売

米国ホンダが新型HR-Vを本国でリリース。よりスポーティなデザインに上質なキャビン、最新の機能装備を採用。年内に日本で発売予定の新型ZR-Vの姿が垣間見える

 ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは2022年6月7日(現地時間)、第2世代となる新型HR-Vを発売した。車種展開は標準仕様のLX、スポーティ志向のSPORT(スポーツ)、最上級モデルのEX-Lで構成。全グレードでFWDとAWDの選択が可能だ。車両価格は2万3650~2万8950ドル(約316万9000円~387万9000円)に設定する。

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 新型HR-Vは、日本では年内の発売を予定する新型ZR-Vの北米バージョンで、車格としては現行のヴェゼルと、本年8月に国内向けの生産を終了する予定のCR-Vの中間に位置する、次世代型のホンダ製CセグメントSUVというキャラクターを有する。

 エクステリアは水平なベルトラインと流麗なプロポーションに加えて、ホイールベースを長くとることで、低く踏ん張りの効いたスタンスを構築。存在感のあるフロントグリルやワイドセットのLEDヘッドランプおよびリアコンビネーションランプなども外見上の特徴だ。グレードごとの差異化も図り、LXにはハニカムスタイルのグリルやマット仕上げの前後バンパー下部、シルバー塗装17インチアルミホイール+215/60R17タイヤなどを、SPORTにはよりアグレッシブなホリゾンタイルタイプのフロントグリルやガンメタリック仕上げの前後バンパー下部、グロスブラックのリアスポイラー、クローム仕上げのエキゾーストフィニッシャー、ベルリナブラック塗装18インチアルミホイール+225/55R18タイヤなどを、EX-Lにはグロスブラックで仕立てたハニカムグリルや前後バンパー下部、エクスクルーシブ機械加工仕上げグロスシャークグレーインサート17インチアルミホイール+215/60R17タイヤなどを標準で装備する。ボディサイズは全長4568×全幅1840×全高1610~1620mm、ホイールベース2655mmに設定した。

 内包するインテリアは、2022年モデルのシビックから採用された“simplicity and something”というデザインディレクションを取り入れ、低い位置に配した水平基調のインパネやAピラーから離れて配置したドアミラーなどによって優れた前方およびサイドの視界を実現。また、ダッシュボードのセンター部には印象的なメタルハニカムメッシュパネルを装備し、このパネルがインフォメーションディスプレイや空調スイッチなどとの間に視覚的な境界線を作り出して、すっきりと調和の取れた造形を創出する。さらに、センターコンソールはユニークな湾曲と布張りで仕立てたうえでフレンチステッチを配し、前端部にはスマートフォン用のUSB充電ポート(EX-Lはワイヤレス充電パッド)を設置した。内装材全体にプレミアムな素材を使い、同時にスイッチ類の操作性および触感を上質に仕立てたこともトピックだ。

 先進装備を積極的に組み込んだコクピットの演出も見逃せない。メーターには7インチカラーLCDインストルメントディスプレイを、センター部には様々な情報を見やすく表示する7インチ(LX、SPORT)または9インチ(EX-L)のタッチディスプレイを配備。タッチディスプレイは、ワイヤレスでApple CarPlayとAndroid Autoに対応させた。

 シートに関しては、新設計のボディスタビライゼーションシートを前席に装備したことが訴求点。乗員をしっかりと保持して疲労を軽減し、長時間ドライブでの快適性を高める。一方、後席には6対4分割可倒タイプを配備。EX-Lにはレザー表皮を採用した。

 ラゲッジ空間は後席使用時で24.4cu.-ft.、後席格納時で55.1cu.-ft.の容量を確保。リアゲート下部パネルとサイドパネルには、傷や汚れを隠す波状パターンを配した。

 パワーユニットには1996cc直列4気筒DOHC・VTECガソリンエンジンを搭載。最高出力は158ps/6500rpm、最大トルクは138lb.-ft./4200rpmを発生する。トランスミッションには専用セッティングのCVTを採用。ドライブモードとしてNormal(ノーマル)とEco(エコ)のほか、新たにSnow(スノー)モードを設定した。駆動機構にはFWDとインテリジェントコントロール付リアルタイムAWDを用意。AWDにはホンダのSUVとしては初のヒルディセントコントロールを組み込む。一方、シャシーは現行シビックと同形式の前マクファーソンストラット式/後マルチリンク式をベースに専用チューニングを施して、洗練された走りと操る喜びを具現化した。

 先進安全運転支援システムについては、最新のシングルカメラおよびレーダーを組み込んだHonda Sensingを採用。進化したトラフィックジャムアシスト(TJA)やトラフィックサインレコグニション(TSR)、低速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)、レーンキーピングアシスト(LKAS)などの機能を設定する。また、乗員の保護性能を強化した最新の運転席・助手席フロントエアバッグや、前席ニーエアバッグ、後席サイドインパクトエアバッグを標準で装備した。

 なお、日本仕様の新型ZR-Vに関しては、パワーユニットにe:HEVの2リットル直列4気筒DOHC直噴エンジンと1.5リットル直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンを設定する予定である。

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みんなのコメント

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  • 日本だと、1,5ターボとeHEVになるだろうけど、サイズ感ではカローラクロスと一緒な感じだから、価格設定でそれを上回ってしまうと売れないのではと思います。シビックがかなり良い車なので、それがベースなら良い車なんだろうけど、それが伝わるかどうかですね。
  • 幅が1,850mmを超えないのは良い。同等サイズのCX-5・フォレスターもモデル終盤なので価格次第では売れそう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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