2023年2月18~19日にパシフィコ横浜で開催された日本最大級のクラシックモーターショー「Nostalgic2days」で展示されていた注目車両を紹介!
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●文:月刊自家用車編集部
1986年式 トヨタ スプリンタートレノ1600GT
オーナー名:TRUENO-SE(前オーナー:土屋信将 山口自動車)
競技に使用されていたと思われる車両(エンジンは7A-Gを搭載)を一度全部バラして再度の組み立てなので、特別なチューニングやモディファイは行ってはいない。塗装はオプションで設定されていた「ハイテックツートン」(2T7)から白一色(041番)にオールペン。
後述の事情でパーツ類やネジ・ボルト類が一部行方不明になり、あり合わせのパーツで組み立てたので完全オリジナルの再現には至っていない。
2017年1月に山口自動車のデモカーとして「Nostalgic 2days」への出展を夢見て製作開始。ボディがボロボロの状態だったので鈑金作業からスタート。レストアではないので、サビへの対策は施してはいない。エンジンは7A-G型から通常の4バルブ4A-G型に換装。
2019年5月、元号が令和に変わって27日後、山口自動車代表の土屋信将が44歳で早世。この車両のロールケージにパッドを巻くことがメカニック人生最期の仕事となった。(その後、ロールケージは”不要”と判断され、撤去)
主を亡くしたハチロクは未装着のパーツ類も含めて 暫く整備工場での放置状態が続いたが 彼を取り巻く多くの仲間の協力のもと組み立てがすすめられて、2021年8月、晴れて車検を取得、現在に至り、念願叶って この会場への展示となった。(最高の供養が出来たかな?)
カスタム・チューニング箇所
全バラからの再生・組み立てなので特にカスタマイズ等は無し。塗装屋さんの都合でツーンカラーから単色に(ハチロクの塗り分けは面倒らしい)。エンジンは工場の片隅に放置されていたものをオーバーホールして再利用。カムシャフト交換、コンロッドの鏡面加工程度でほぼノーマル。純正の運転席シートが調達出来ず、社外品を装着。山梨の夏は暑いので エアコンは必需品。
ホイールメーカー RSワタナベ エイトスポーク
ホイールサイズ前後とも 6.5 Jx14
タイヤメーカー ダンロップ ディレッツァ
タイヤサイズ前後とも 175/60R14
〈Nostalgic 2days〉
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出典:Nostalgic 2days ※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
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みんなのコメント
すげー高いの買ったな! と仲間で騒いだ。
だいたいみんな20万以下、俺のはディーラーの裏に
あったどれでも10万円の個体
センパイから買えば5万円の時代