第107回インディ500の予選2日目、トップ12クオリファイとファストシックスの間に、ラストチャンス予選が行なわれた。グリッド最後列と、予選落ちとなる1台を決める予選だ。
今回のインディ500には34名がエントリーしているが、インディ500のフルグリッドは33台。1台が予選落ちとなり、一足早くインディカーにおける特別な”マンス・オブ・メイ”の幕を下ろすことになる。
■佐藤琢磨、今年のインディ500は8番手からスタート「予選はチームとして素晴らしい奮闘だった」
この崖っぷちの戦いに臨んだ4人のドライバーのうち、3人はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLLR)の所属。からくもこの戦いを逃れ、30番手で決勝に臨むことになったのも、レイホールから出場しているキャサリン・レッジであり、全4台が下位に沈んでしまっている状態だ。
そしてラストチャンス予選でも、レイホール勢同士が最後の1席を争うことになってしまった。
1時間のセッションで、ペースを握ったのはクリスチャン・ルンガー(RLLR)。4周平均229.649mphを記録し、2番手にはスティングレイ・ロブ(デイル・コイン)が229.549mphで続いた。
RLLRのグラハム・レイホールはセッション中にウェイトジャッカーの故障に見舞われたが、最初の走行で229.159mphを記録して3番手。ギリギリ決勝レースに出られる位置につけていた。
これで予選落ちの危機はRLLRのジャック・ハーベイとなった。ハーベイは最初のアテンプトで228.477mphと大きく差をつけられた。1周の最高速度でも、229.034mphは4人の中でも最も遅いモノだった。
ハーベイは「かなりスライドしていたんだ。なぜこんなに落ちてしまったのか分からないよ」と困惑。彼のストラテジストであるマイケル・アーンブレスターは、NBCに「バランスが我々の望むところとは全く違う」と語った。
「それをクリアするためにメカニカルな変更をした」
エンジンをクールダウンするなど最後まで諦めなかったハーベイは、3度目のアテンプトで229.166mphを記録。0.007mph差、タイムにしてわずか0.0044秒という僅差でレイホールを上回ることができた。
トラブルで最後まで予選を戦えず、まさかの予選落ちを喫したレイホールは「何も出来ないし、もう走れない。そこから抜け出せないんだ」と、感情的にNBCに語った。
「皆、このレースに多くのものを注ぎ込んでいるけど、僕達はそれが足りなかったんだ。ジャックにそれができたことに本当に驚いている。ここは、簡単にはいかない場所なんだ。僕たちが十分ではなかったんだ」
「僕たちのクルマの中でも、最もペースが遅かったんだ。勝利の時も敗北の時も、謙虚で潔くあらねばならない」
チームメイトを蹴落とす形となってしまったハーベイは、その複雑な胸中を次のように語った。
「最初の2本だって素晴らしくはなかったし、苦戦したのは周知の事実だ。グラハムをバンプアウトしたのが僕たちだったのは嫌だった。でもこのレースに参戦できることに感謝している」
「もう一度チャンスがあり、戦うことができるのはとても光栄なことなんだ」
2020年には佐藤琢磨を擁してインディ500を制覇し、2021年にはレイホールが先頭を走るペースも見せていたRLLR。しかし今年はそのレイホールがレースに出られず、その他3台が30、31、33番手からレースをスタートすることになる。
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