2021年シーズンにF1デビューを果たしたミック・シューマッハー(ハース)は、4戦を終え予選で18番手以上を獲得できてはいない。2022年シーズンの導入が予定されている大規模なレギュレーション変更に先立ち、ハースは現在のマシン「VF-21」の開発停止を決定しており、シューマッハーの今季の成績が改善されるとは考えにくい。
しかしシューマッハーは、シーズン中に予選15番手以内に割って入り、予選Q2への進出することは「完全に現実的な目標」だと考えている。
■2022年に照準当てるハース、今季はウイリアムズ以外眼中にない?「それ以上は目指さない」
「チームの不振を考慮しても、Q2を目指すというシーズン前に立てた目標は継続しているか」と聞かれた際、シューマッハーはデビューシーズンとしては現実的な野望だと答えた。
「(Q2進出は)完全に現実的な目標だ」とスペインGPの際にシューマッハーは語った。
「もちろん今年それが出来なかったら、不満が残るだろう。そのために僕らはまだ努力を続けている」
「もっと良い結果が得られるサーキットもあるだろう。このサーキット(カタルニア・サーキット)は僕らの得意とする所ではないかもしれないが、明らかに良いラップタイムを刻むことが出来たと思っている」
「振り返ってみると、僕らはキミ(ライコネン/アルファロメオ)にとても近づけていた。だから喜ばしいことだし、残り18戦(現時点では残り19戦)のどこかでQ2進出が出来るかもしれないので、なんとかなると良いな」
シューマッハーとチームメイトのニキータ・マゼピンにとって、Q2進出の最大の障壁となるのがアルファロメオとウイリアムズだ。
イモラで行なわれた第2戦エミリア・ロマーニャGPの予選Q1では、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィが0.15秒差でシューマッハーを破った。第3戦ポルトガルGPとの第4戦スペインGPでは、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)とライコネンがシューマッハーの直接的なライバルとなった。
「スペインGPの予選Q1でどれだけタイムを削れたか」とのmotorsport.comの質問に対し、18番手で予選を終えたシューマッハーは「0.2秒は速く走れた」と答えた。
0.2秒削ることができれば、そのタイムは17番手のライコネンのタイムと同等であり、クリーンなアタックラップであればグリッドポジションをいくつか上げることができるという自信に繋がったという。
「ラップでは、おそらく0.2秒くらいのロスがあったと思う。(もしロスがなければ)キミと同じくらいになっただろう」
「だから喜ぶべきことだ。そのラップをまとめて、セクターごとの差を縮めるだけだ」
「全体的に僕らはとても良い方向に進んでいるし、(土曜日の)パフォーマンスに関しては間違いなくハッピーだよ」
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