メルセデス・ベンツが開発中の新型クロスオーバー「GLCクーペ」のスクープ映像がYouTubeの「walkoART Videos」チャネルに掲載された。GLCクーペは、GLKの後継となる「GLC」の派生モデル。GLCがDセグメントのスタンダードなSUVという位置づけであるに対し、GLCクーペは同モデルをベースとしながら、クーペフォルムによりスポーティ色を強めたモデルとなる。
今回のスクープ映像は、開発テスト中に撮影されたもの。車体の一部に偽装が施されているが、GLCクーペの特徴であるなだらかな曲線を描くルーフの形状が見て取れる。またリアハッチの開閉するさまも見られる。
メルセデスは、GLCクーペの投入により、コンパクトSUVクラスのラインアップ拡充を図る模様。コンパクト-ミドルクラスのSUVは成長市場であり、メルセデスのライバルであるBMWも「X3」と「X4」の2モデルを投入。GLCクーペはそのBMW X4の直接的な競合車となりそうだ。
国内においてはメルセデス・ベンツは、東京モーターショー2015で「GLC」を参考出展。近い将来の国内導入を予告した。GLCクーペのほうはまだ開発中なので、発表はもう少し先になりそうだ。
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