トップシークレットで現在も進化中!
ニュージーランド最高速アタックにも参加したRB26搭載仕様
「スモーキー永田が愛したRB26スープラの現在」伝説的デモカーは新たなオーナーの元で暮らしていた!
10月11日(日)に、富士スピードウェイで開催されたスープラ全国ミーティング2020。数百台の歴代スープラが全国から大集結したわけだが、その中でも独特のオーラを放っていたのがこのマシンだ。
ボンネット開放状態で展示されていた攻撃的なJZA80スープラ。引き寄せられるようにエンジンルームを覗いた瞬間、このチューンドが有するオーラの源が分かった。心臓部は2JZ-GTEではなく、ライバルとも言える日産のRB26DETTだったのだ!
「このクルマは、5年前たまたま中古車として流通したのを見つけたんです。元々はトップシークレットのデモカーとしてV-OPTなどで活躍していたものです」とはオーナー。
そう、何を隠そうこのJZA80は、かつてトップシークレットのデモカーとしてニュージーランド最高速アタックや谷田部などの大舞台を走り抜けた存在そのものなのだ。そんな個体を手に入れたオーナーは、動態保存することなく、各部をリフレッシュしながら自分色にチューニングを進めている最中だという。
心臓部は経年劣化でくたびれていた箇所が多かったため、トップシークレットの門を叩いてオーバーホール&チューニングを依頼。スモーキー永田の手によって新たな命が吹き込まれたRB26ユニットは、オーナーの乗り方に合わせた2.8L仕様となる。組み合わせるタービンはトラストのT78-29Dで、最大ブースト1.5キロ時に650馬力を余裕で叩き出すスペックだ。
エキゾーストマフラーはトップシークレットのワンオフフルチタンモデル。RB26に対応したスペックながら、スープラにジャストフィットしたデザインが採用されている。
ブレーキは前後共にブレンボキャリパーで強化。フロントは90年代チューンドの定番フェラーリF50用だ。サスペンションはアラゴスタベースのトップシークレットオリジナル仕様を装着。ホイールは18インチのボルクレーシングGT-Cだ。
購入当時、タモンデザインのワイドボディキットが装着されていたというエクステリアは、オーナーの好みでリメイク。純正戻しを考えたそうだが、リヤフェンダーがザックリとカットされていたため断念。そして熟考の末に選んだのが、RIDOX製のボディキットだったという。
オーディオこそ装着されているものの、スタックメーターや薄いゴールドの内装など、デモカー当時の雰囲気が残されたコクピット周り。ステアリングもナルディパーソナルのトップシークレットスペシャルだ。
ちなみに、製作時にトップシークレットによってフルスポット増しが行われたボディは今なお現役。ロールケージなどの補強が無くとも、一切の衰えを感じさせないボディ剛性を誇るというから驚きだ。
「休日のドライブ用です。最高速アタックはしませんよ(笑)。早朝の道が空いている時間に気持ち良く流すって感じです。そういうマッタリした使い方でもとても楽しいんですよ」。
聞けばこのオーナー、JZA80の他にMA70スープラのターボAも所有しており、気分に応じて乗り分けているそうな。スープラをこよなく愛する男の贅沢過ぎるチューニングカーライフ、羨ましいかぎりだ。
PHOTO:堤晋一
●取材イベント:スープラ全国ミーティング2020
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