7月15日、ヤマハ発動機株式会社は、2021年全日本ロードレース選手権の残りの3大会に、ロードレース世界選手権(WGP)参戦60周年を記念したカラーリングのヤマハYZF-R1で中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が参戦すると発表した。
1961年のロードレース世界選手権初参戦から2021年で60周年となるヤマハ。初戦は第3戦フランスで、空冷2ストローク2気筒のファクトリーマシンとなるヤマハRD48を使用して伊藤史朗や野口種晴など5人のライダーを擁して出場した。
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そして現在は、MotoGPクラスにモンスターエナジー・ヤマハMotoGPからマーベリック・ビニャーレスとファビオ・クアルタラロ、ペトロナス・ヤマハSRTからバレンティーノ・ロッシとフランコ・モルビデリが参戦している。
3月10日に行われたカタール公式テストでは、テストライダーのカル・クラッチローが60周年記念カラーのヤマハYZR-M1を披露して走行。そして今回、第2弾として全日本ロードでも60周年記念カラーのヤマハYZF-R1を投入して中須賀がライドすることとなった。
中須賀が駆るヤマハYZF-R1に施されるのは、1980年の500ccクラスに参戦したファクトリーマシン『YZR500(0W48)』をモチーフに、1964年から使用する白地に赤のラインを入れた伝統のカラーリングとなる。
記念カラーのヤマハYZF-R1を通じて、WGPでの60年を含め、1955年から挑戦を続けた先人たち、そして世界で最も長くヤマハを支え続けている日本のファンへの感謝の気持ちを伝えながら、中須賀のJSB1000クラス10度目のチャンピオンを目指すという。
60周年を記念したカラーリングのヤマハYZF-R1は7月17~18日に行われる全日本ロード第5戦鈴鹿 第53回 MFJグランプリ、第6戦岡山、第7戦九州の3大会で見ることができる。
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どんなにぶっちぎっても何ともない