現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > Go To時代の最適な選択! 「小さく」て「省燃費」なのに長距離移動が快適なファミリーカー5選

ここから本文です

Go To時代の最適な選択! 「小さく」て「省燃費」なのに長距離移動が快適なファミリーカー5選

掲載 更新 12
Go To時代の最適な選択! 「小さく」て「省燃費」なのに長距離移動が快適なファミリーカー5選

 長距離走行が当たり前のヨーロッパで人気な国産車も存在!

 国をあげての経済活性化大作戦、Go toキャンペーンがスタートしてから、あちこちの高速道路は休日ともなれば大渋滞が発生し、観光地に人混みが戻ってきています。宿泊代が安くなるなら、いつもはなかなか行かないような、ちょっと遠くまで足をのばしてみようかな、なんて長距離ドライブを考えている人も多いかもしれないですね。

「出先で給油」のストレスから解放! 満タンで1000km以上走れる「ガス欠無縁」な国産車5選

 また、いままではカーシェアやレンタカーですませていたけれど、普段からクルマ移動が増えてきて、それならばとマイカー購入を検討しているファミリーも増えているようです。毎日の買い物や送り迎えには、狭い道でも運転しやすい軽自動車やコンパクトカーがいいけれど、Go toを使ってロングドライブも楽しみたい。そんな人たちにぴったりな、ボディサイズは小さくても、長距離運転が苦にならない快適性を持ち、燃費も優秀な軽自動車&コンパクトカーたちをご紹介したいと思います。

 1)ホンダ・フィット

 まず1台目は、今年フルモデルチェンジしたばかりのホンダ・フィット。1.5リッターのガソリンとハイブリッドがあり、ハイブリッドは2モーターの新システム「e:HEV」が搭載されて、パワフルなのに低燃費、その上とても静かで上質感までかなりアップしています。室内は後席までコンパクトカー随一の広さと心地よさを誇り、ファミリーユースもバッチリ。とくに、フロントガラスを極限まで大きく取り、独自の技術で実現したパノラマ視界は、ビギナーさんでもリラックスして運転しやすいのも魅力です。

 そんなフィットは、外からは見えない部分のボディの作りが、従来のコンパクトカーと比較しても信じられないくらい、これでもかと丁寧に隙間なく溶接されていて、レーシングカーを作るために軽量化しようとしたチューニングショップのメカニックさんも驚愕していたほどでした。それゆえ、長距離を運転しても疲れにくく、安定感が高くて乗り心地も良いのですね。シートも贅沢なほど快適性を重視した構造になっていて、オススメです。

 2)マツダMAZDA2

 2台目は、マイナーチェンジをして名前がデミオからMAZDA2に変わっただけでなく、じつは見えない部分が飛躍的に進化したマツダのエントリーモデル。デザインもよく見るとモダンで存在感も強まっているのですが、それ以上に驚いたのはまず、アクセルペダルを踏んだと同時にスッと加速が伸びていくリニアな感覚。1.5リッター直4エンジン+6速ATという組み合わせは変わっていないのに、制御が改良されているのです。

 そして、サスペンションが変更されていて、高速道路の継ぎ目を乗り越える際など、明らかに振動が抑えられていたり、シートも内部の細かいバネ定数が変更され、高減衰ウレタンを採用していたり、中身は別モノと言っていいほど。さすが、長距離走行が当たり前のヨーロッパで人気なのも納得です。

 軽自動車でも先進安全装備や快適装備が付いているものも!

 3)日産デイズ

 3台目は軽自動車から、日産デイズ。開発者が「軽自動車ではなく、普通車を開発するつもりで取り組みました」と言うように、新開発プラットフォームの採用でホイールベースが初代デイズより65mmも延びていることもあって、もはやコンパクトカーに近い乗り味。後席の足もとスペースも高級セダンのフーガ並みの広さを実現しています。エンジンも新開発で、発進加速が大幅に向上したほか、新開発CVTで加速フィールも劇的になめらかにパワフルになっています。

 そして大きな魅力は、ノロノロ渋滞から高速クルージングまで、アクセル/ブレーキ/ハンドル操作のアシストをすべて自動で制御して追従してくれる「プロパイロット」が搭載されていること。そのおかげで長距離運転の際の安心感がかなりアップしているのはもちろん、じつはプロパイロット搭載のために通常ほかのメーカーではコストの関係で軽自動車には搭載できない、容量の大きなパワーステアリングのシステムが搭載されているのがデイズなんです。これはとても贅沢なことで、普段の運転から上質で頼もしい運転感覚が得られます。高速道路の渋滞も怖くないデイズは、頻繁にロングドライブをする人にオススメです。

 4)スズキ・ワゴンR

 4台目は圧倒的にパワフルなターボが頼もしい、スズキ・ワゴンR。ISGと呼ばれるモーター機能付き発電機とリチウムイオンバッテリーによるマイルドハイブリッドが搭載されて、驚くほどの加速フィールとともに燃費も優秀になりました。豊富な収納、足を組んでもまだまだ余裕なほど広い後席と、居住空間としてもすごく快適なワゴンRですが、感心するのが走行中の安定感の高さです。

 とくにトップグレードのスティングレーは、15インチタイヤを履くこともあってガッシリとした剛性感がつねに感じられ、高速走行中も軽自動車ということを忘れそうなほど。追い越し加速だってぜんぜん余裕なので、ロングドライブもまったく苦にならないと思います。後席ドアにアンブレラホルダーがあったり、嬉しい心遣いもあります。

 5)ダイハツ・タフト

 そして5台目は、高速道路だけでなくオフロードや雪道のロングドライブにオススメな、ダイハツ・タフト。デザインからしてアウトドアに出かけたくなる印象ですが、走りもとってもタフなんです。DNGAというダイハツの新しいクルマづくりによって、10年先を見据えた性能を与えられていることがまずベースにあるのですが、最低地上高が190mmも確保されているとは思えないほど、直進安定性もカーブでの安定感も素晴らしいのひと言。ターボエンジンなら踏みはじめからモリモリと余裕の加速フィールで、もちろん高速道路も快適です。シートがロングドライブでの疲れにくさにこだわったというだけあって、座面も背もたれもたっぷりとしているのも良いですね。

 また、アプローチアングル27°、デパーチャーアングル58°で大きなギャップも越えやすく、方輪が空転した時に、もう一方の車輪に駆動力を伝えて脱出しやすくする、グリップサポート制御も頼もしいところ。ダイハツ軽初の電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能もついているので、一般道で長距離を走る人にもタフトはいい相棒になりそうです。

 というわけで、軽自動車&コンパクトカーで長距離運転が苦にならないモデルたちをご紹介しました。これから購入を検討している人は、ぜひそうした「ロングドライブ性能」とでも言うべきポイントも、こだわって選んでみてはいかがでしょうか。さらに、出発前には睡眠をたっぷりとり、時間に余裕を持って出かけると、よりロングドライブが疲れにくくなりますのでお試しくださいね。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
Auto Messe Web
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
WEB CARTOP
東京海上日動、顧客連絡先不明の代理店を新たに2社確認 合計124社に
東京海上日動、顧客連絡先不明の代理店を新たに2社確認 合計124社に
日刊自動車新聞
WRC最終戦「ラリージャパン2024」開幕! 日本勢の「TGRチーム」活躍に期待! 会場はすごい熱気に! 高橋プレジデントや太田実行委員長が語る! 今大会の「見どころ」は?
WRC最終戦「ラリージャパン2024」開幕! 日本勢の「TGRチーム」活躍に期待! 会場はすごい熱気に! 高橋プレジデントや太田実行委員長が語る! 今大会の「見どころ」は?
くるまのニュース
アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」
アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」
motorsport.com 日本版
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
AUTOSPORT web
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
レスポンス
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

12件
  • 「ファミリーカー」のタイトルで、オチに「タフト」...。

    色々な宣伝の仕方があるのだと感心しますが、流石にあの後部座席の車に「ファミリーカー」は無理があるでしょう...。
  • 代車で日産デイズハイウェイスターに試乗したが最新の軽は品質が高いのに驚いた
    特に日産自慢のプロパイロットは感動ものの技術
    静粛性と加速が普通車と勝負できるレベル、しかも後席のレッグスペースは広すぎ
    古くて感性品質の低いマーチやノートより上質です
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

172.0250.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.1290.0万円

中古車を検索
フィットの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

172.0250.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.1290.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村