宇宙旅行にちなんだ専用デザイン
ランドローバーのスペシャル・ヴィークル・オペレーション(SVO)部門が、特別なレンジローバー・アストロノート・エディションを発表した。このクルマを購入できるのは、ヴァージン・ギャラクティック社と宇宙旅行の契約を結んだ人だけだ。
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アストロノート・エディションはSVOが開発したレンジローバー・オートバイオグラフィをベースに、内外装に多くの専用デザインが加えられている。
これは現在継続中のランドローバーとヴァージン・ギャラクティックのコラボレーションから誕生したもの。ヴァージン・ギャラクティックは、宇宙船「スペースシップ2」を使った商業宇宙旅行の実現を目指している。これまでのところ、約600人が「フューチャー・アストロノーツ」と呼ばれる宇宙旅行の契約を申し込んでいるという。
エクステリアの変更点には、特別色ゼロ・グラビティ・ブルーのペイントや、専用デザインのパドルランプ、車体のリアとサイドに付けられたアストロノート・エディションのバッジが含まれる。
インテリアの特徴は、カーボンファイバー製センターコンソールに描かれた「DNAオブ・フライト」のグラフィック。同じものがリアのアームレストにもエンボス加工され、アルミ製ドアハンドルにも彫り込まれている。
宇宙船の一部 車内に
最も注目すべきアイテムは、カップホルダーに装着された2枚のディスクだろう。これは昨年、宇宙へ飛ぶことに成功した宇宙船ヴァージン・スペースシップ・ユニティの着陸装置から作られたものだ。
1枚のディスクにはヴァージン・グループの会長リチャード・ブランソンの言葉が引用されており、もう1枚のディスクには宇宙飛行の詳細が書かれている。オーナーが実際にヴァージン・ギャラクティックによって宇宙へ飛び立ったら、これらのディスクはその時に乗った宇宙船の木製スキッドの一部と交換されるという。
レンジローバー・アストロノート・エディションのエンジンは、404psのプラグインハイブリッド「P400e」、または525psの5.5ℓスーパーチャージャー付きガソリンV8「P525」から選べる。
アストロノート・エディションの価格は公開されていない。ベースとなったレンジローバー・オートバイオグラフィの価格は10万3130ポンド(約1475万円)から(日本ではP400eの販売価格が1780万円から)となっている。ちなみにヴァージン・ギャラクティックに90分間の宇宙旅行を申し込むには、約2700万円ほど支払わなければならない。
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