■超豪華「Sクラス顔」の最強ミニバン誕生!
メルセデス・ベンツは2023年12月13日、大幅改良を施した大型高級ミニバン「Vクラス」の受注を2024年1月から開始するとドイツ本国で発表しました。
また同シリーズの最上級グレードとなる「Vクラス EXCLUSIVE(以下、エクスクルーシブ仕様)」は、デザインにおいても他グレードと差別化されたため、かつてなく上質な内外装を備える最高級ミニバンとなりました。
【画像】「えっ…!」 これが超豪華な「Sクラス顔ミニバン」です!(41枚)
Vクラスは1996年に初代が登場した、商用バンをベースとする高級ミニバンで、日本では1998年から正規販売。現行型は2014年に発表された3代目となります。
今回、2024年1月からの受注が発表された新型Vクラスは、外観や内装自体は2023年7月に一度お披露目されていたモデルで、約半年経過し、ようやく発売されるかたちです。
新型Vクラスは、主にデザイン面や運転支援機能が大幅に刷新。
とくにエクスクルーシブ仕様には力強い特徴的なビジュアルが与えられ、存在感のある大型ラジエーターグリルと独特なエレガントさをもつバンパーを装着。
このラジエーターグリルには全体を囲むLEDライトストリップも装着し、光るラインによってグリルの輪郭を強調することで、かつてない高級感をエクスクルーシブ仕様にもたらします。
またボンネット先端には、Vクラスとしては初めてメルセデス・ベンツを象徴する直立した「スリーポインテッドスター」のオーナメント(ボンネットマスコット)を採用。
同ブランドの最高級セダン「Sクラス」をほうふつさせる権威あるデザインを取り入れたことで、新型Vクラス エクスクルーシブ仕様ならではの迫力のある表情を完成させ、高貴さとステータス性を高めています。
さらに、リアバンパーからテールライトにまで至る車体後部のデザインを再構成。光ファイバーを組み込んだ新しいテールライトは縦に光る演出で高級感を主張します。
インテリアでは、タッチ操作が可能な最大12.3インチのワイドスクリーンを採用したコックピットが圧巻で、ここにはデジタルメーターやインフォテインメントシステムなどに利用することも可能です。
また、車内を居心地の良い雰囲気に演出する64色のアンビエント照明も採用したほか、Vクラスとして初めて電動パーキングブレーキが搭載されました。
そのほか、最新のメルセデス・ベンツに共通するタービンエンジンをモチーフとしたエアダクトや新形状のステアリングなど、新型モデルであることを視覚的に強調する装備を効果的に取り入れています。
運転支援機能では、クロストラフィック機能付き緊急ブレーキ、レーンキープアシスト、ブラインドスポットアシスト、ヘッドライトアシストなどが全モデルで標準装備。
緊急ブレーキには新たに交差点での横断者や対向車などにも対応し、機能を高めました。
なお同車の日本導入については、現在のところ公式情報は発表されていません。
しかし、日本市場はメルセデス・ベンツのブランド性やVクラスというモデル自体の人気が高く、さらに大型ミニバンが高い支持を集めています。
そのため今回発表された新型Vクラスやエクスクルーシブ仕様が導入される可能性は高く、公式発表に期待が高まります。
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