この記事をまとめると
■四輪と二輪、それぞれをシチュエーション別にどちらが速いかを検証
トヨタ2000GTやレクサスLFAも! 巨人トヨタがクルマの心臓「エンジン」をヤマハに開発させるワケ
■総合力ではタイヤの数と空力に勝る四輪が圧勝
■パワーウェイトレシオに優れる二輪は加速とコストパッフォーマンスに優れる
あらゆるパフォーマンスが問われるサーキットでは四輪が圧勝
四輪と二輪どっちがどれだけ速いのか。
クルマやバイクに興味がある人なら、気になる話題かもしれないが、加速、減速、コーナリング、最高速のすべてが問われるサーキットでの比較になると、これはもう四輪の圧勝。
ブレーキメーカー、ブレンボのHPにわかりやすいデータがあり、F1とMotoGPの両方が開催されているサーキット=開催されるサーキット、アメリカ オースチンの「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ」データを比べると、ベストタイムはF1が1分40秒666、MotoGPが2分04秒251(いずれも2015年)。ただし、最高速度は、F1が332.3km/hで、MotoGPが344.2km/hと二輪のほうが上まわっている。
また、加速力は市販車でもレース車両でも、パワーウエイトレシオに勝る二輪に軍配が上がる。
コストパフォーマンスでは二輪に軍配が上がる
そうした中、四輪が有利なのはなんといっても減速力とコーナリング。前記のF1とMotoGPの比較でみると、「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ」でのブレーキ動作の割合は、F1が18%でMotoGPは23%。平均減速GはF1が4GでMotoGPは0.8Gしかない。最大減速GもF1は5.7Gまで達するのに、MotoGPは1.8G。 コーナリングGもF1は5G前後だが、二輪では2Gでも難しい。
なぜなら四輪と二輪ではタイヤの数が違う。幅も違うし、空力=ダウンフォースにも大差があるので、ブレーキとコーナリングはどうやっても四輪には勝てない。
オースチンのターン19の進入速度の比較では、F1は169km/h、MotoGPは115km/hになっている……。
F1とMotoGPでは極端すぎるので、国内のレースでみてみると、四輪のスーパーGTの鈴鹿サーキットのコースレコードは、ホンダNSX-GTの1分44秒319。二輪の全日本JSB1000では、2分03秒592(ホンダCBR1000RR SP2)。
ただ速い=最高速とシンプルに考えると、四輪の国産市販車で300km/hに届くのは日産GT-R(R35)とホンダNSXぐらい。二輪では、スズキのハヤブサを筆頭に、カワサキの「ZZ-R1100」、ホンダの「CBR1100XXスーパーブラックバード」など、「メガスポーツバイク」がいくつかある。しかも価格は、三代目スズキ・ハヤブサで215万6000円~。
300km/h級の市販車がこの値段なので、最高速/コストパフォーマンスでは、二輪がぶっちぎりに優秀だ。
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コーナーの速度が全く違う。