Tucson=ツーソンがマイチェン
欧州ではこの夏の発売が予定されているヒュンダイ・ツーソンのマイナーチェンジ版が、ひと足早くNYショーで公開された。
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奇しくも同じ会場で発表されたトヨタRAV4の2018年モデルをはじめとするライバルに対抗するべく、外観の小変更に留まらず、エンジンラインナップの見直しや、安全装備の拡充が図られた。
改良モデルのパワーユニットは、ガソリンとディーゼルそれぞれ2機種を設定。いずれもユーロ6CをクリアするエミッションとCO2削減を果たし、結果として燃費も向上しているという。
改良前と同様に、エントリーモデルは132psの1.6ℓ直噴ガソリンで、そのターボ版は177ps。いっぽうのディーゼルは、これまでの1.7ℓが1.6ℓへとダウンサイジングし、115psと133psの2タイプを用意。186psの2.0ℓはこれまで通りだ。
標準設定されるのは前輪駆動だが、4WDも選択可能。トランスミッションは、6段MTと7段DCTから選べる。
運転アシスト/装備拡充も
運転アシストデバイスの品揃えは拡充され、自動緊急ブレーキやレーンキープ・アシスト、ドライバーの注意を喚起するアイテムなどが提供されるほか、360°カメラやハイビーム・アシスト、アダプティブ・クルーズコントロールなどもチョイスできる。
キャビンには、グレードにより7.0インチもしくは8.0インチのタッチパネル式インフォテインメント・ディスプレイが備わる。プレミアム・サウンドシステムやApple CarPlay/Android Auto、携帯電話のワイヤレス充電器、3D衛星ナビなどもオプションリストには並ぶ。
英国ヒュンダイは、今のところプライスを発表してはいない。しかし、1万9855ポンド(298万円)からという既存モデルの価格帯と、大きく変わることはないだろう。
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