4月からティーザー・キャンペーンがおこなわれていたダイハツの新型軽クロスオーバーの「タフト」が、6月10日、販売開始された。
悪路走破性も重視
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ダイハツの新型軽クロスオーバーの「タフト」が、いよいよ販売開始される。新型コロナウィルス感染拡大に伴い、販売開始時期がずれ込む可能性も示唆されたが、予定通りのスケジュールに落ち着いた。
新型タフトは悪路走破性を高めた。全長×全幅×全高=3395×1475×1630mmのボディの最低地上高は190mmになり、アプローチアングルを27°、ディパーチャーアングルを58°確保した。駆動方式は全グレードについてFWD(前輪駆動)と4WDのヴァージョンがあり、いずれも、ぬかるんだ道や凸凹の多い路面での発進・加速をサポートする「グリップサポート制御」を搭載する。これは、タイヤが空転したとき、空転した車輪に制動力を掛けることで空転を抑制し、もう片輪に駆動力を伝えるものだ。
水平基調の外観は、太いセンターピラーによってタフさを印象づけ、前輪駆動ベースの軽乗用車の最大の大径タイヤ(165/65R15)を採用することによって力強さを強調したという。ヘッドランプは、夜間の視認性を高めるフルLEDを全グレードに標準装備としている。ボディカラーは自然界にあるものをイメージしたという新色3種類を含む計9色だ。
固定式ガラスルーフは全車標準
内装の特徴は、「スカイフィールトップ」と呼ぶ固定式ガラスルーフの全グレード標準化だ。使用するガラスは、紫外線対策に加え室内温度の上昇も抑えるスーパーUV(紫外線)&IR(赤外線)カットガラス。手動式のサンシェードも備える。
全車標準化について、開発担当者は「ガラスルーフの装着車と非装着車の2種類のボディを開発するのは非効率な上、コストもかさむので、あえて装着車のみの設定にしました。開閉機構を装着したなかったのは、ユーザーから『景色を見たい』といった要望がほとんどで、開閉を望む声が少なかったからです」と、述べる。
インストゥルメントパネルは、各所にオレンジの加飾をあしらう。上部にはオプションでディスプレイ・オーディオも設置可能。5万5000円の6.8インチと、8万2500円の9インチが選べる。いずれも、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応する。
ダイハツ初の電動パーキングブレーキの採用によって、センターコンソールまわりはすっきりとした。シート表皮はカモフラージュ柄。
ラゲッジルームの実用性も高い。リアシートのバックレストを倒すと、フロアと段差なくつながってフラットになる。バックレスト裏とラゲッジフロアは樹脂製パーツなので、汚れても拭き取りやすいという。
エンジンはNAとターボの2種類
エンジンは軽ハイトワゴン「タント」とおなじで、自然吸気は52ps/60Nmを発揮する658cc直列3気筒ガソリン、そのターボ版は、64ps/100Nmを発揮する。トランスミッションは全車CVT。
先進安全装備は拡充された。新型ステレオカメラを搭載したことで、検知性能が向上し、衝突被害軽減ブレーキは、夜間歩行者検知機能を追加した。さらに、路側逸脱警報機能、ふらつき警報機能など5つの新機能も追加、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は、停車保持機能付き全車速追従型に進化した。
新型タフトの価格は、エントリーグレードの「X」が135万3000円(FWD)/147万9500円(4WD)、「G」が148万5000円(FWD)/161万1500円(4WD)、最上級の「Gターボ」が160万6000円(FWD)/173万2500円(4WD)。
文・稲垣邦康(GQ)
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