Mercedes-Benz GLA
メルセデス・ベンツ GLA
メルセデス・ベンツ 、新型GLAの本国価格を発表! 最新Aクラスに準ずるデジタルや安全を獲得
初フルモデルチェンジのGLAは邦貨約448万円スタート
メルセデス・ベンツは2代目GLAの詳細なスペックと本国価格を発表した。欧州市場への導入は2020年春にスタートする予定で、プライスレンジは3万7270.8ユーロ(約448万円)から4万4381.05ユーロ(約533万円)。
2020年春の欧州ローンチ時点でラインナップするのは、3種類のガソリンエンジンモデルと4種類のディーゼルエンジンモデルだが、さほど間を置かずにプラグインハイブリッドモデルも追加する模様だ。
1.3リッター直4の「GLA 200」がエントリーモデル
エントリーモデルとなる「GLA 200」は1.3リッター直列4気筒ガソリンユニットを搭載し、最高出力は163hp/5500rpm、最大トルクが250Nm/1620~4000rpm。トランスミッションはGLA 200のみ7速DCTとなり、他モデルはすべて8速のDCTを組み合わせる。
「GLA 250」と四輪駆動の「GLA 250 4マティック」に積むのは2リッター直列4気筒ガソリンユニット。いずれも最高出力が224hp/5800rpm、最大トルクは350Nm/1800-4000rpmで、4マティックの0-100km/h加速はGLAラインナップ中最速の6.7秒と公表している(AMGモデルを除く)。
ディーゼルは150ps/320Nmもしくは190ps/400Nmの2リッター直列4気筒ユニットに、それぞれFWDと四輪駆動を用意する。「GLA 200d」および「GLA 200d 4マティック」の最高出力は150hp/3400~4440rpm、最大トルクが320Nm/1400~3200rpm。「GLA 220d」および「GLA 220d 4マティック」の最高出力は190hp/3800rpm、最大トルクが400Nm/1600~2600rpmとなる。
先代よりボディは小さく、室内は広く
最新世代のAクラス(W177)ベースとして生まれ変わった新型GLAは、CD値0.28という優れた空力性能を確保。また、車体寸法は全高が1611mm(ルーフレール込みで1616mm)と先代よりも100mm以上高くなり、課題に挙げられていたヘッドクリアランス不足を解消した。前席ヘッドルームは22mm拡大し、ゆとりのある頭上空間を確保したという。
また、全長を先代よりも12mm短い4410mmとして取り回し性を向上した一方で、ホイールベースは30mm延長した2729mmへ。結果、リヤシートのレッグスペースは先代比で116mmも拡大している。
荷室空間もさらに使い勝手を追求し、幅、深さともにアップするともに開口部も広げている。容量は先代より14リッター増えた435リッターを確保した。
先進のデジタルと安全支援はAクラス譲り
デジタル周りや先進の安全運転支援システム系はAクラスに準ずる。「ハイ、メルセデス」でお馴染みの自然対話式音声認識機能を搭載した車載インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」は全車に標準装備。
先進のアクティブ クルーズ コントロール「アクティブ ディスタンス アシスト ディストロニック」をはじめ、ステアリング アシスト、出口警告機能や横断歩道における歩行者警告システムなどを含むドライビング アシスタンス パッケージを用意。車格を問わず最新のメルセデス基準におけるADAS(先進運転視線システム)を常に搭載していく同社らしく、コンパクトSUVセグメントで最高レベルのアクティブセーフティ機能を整えている。
四輪駆動の4マティックモデルには、「オフロード エンジニアリング パッケージ」が標準搭載となり、マルチビームLEDヘッドライトと組み合わせたオフロードライトをはじめ、ディスプレイ上に自車のアニメーションとともに勾配や傾きを表示したり、ヒルスタート アシスト、ヒルディセント コントロールなどの機能を使用することもできる。
また、4マティックの場合、シチュエーションに応じて前後トルク配分を3パターンに変更できる。「エコ/コンフォート」では80:20、「スポーツ」は70:30、オフロードモードでは50:50が基本となる。
新型GLAの生産はドイツのラシュタット工場、中国市場向けは北京工場で行われる。まずは欧州マーケットから導入を開始し、アメリカと中国がそれに続く。日本への導入時期は未定。
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みんなのコメント
現地税抜き、370万円くらいやね