現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > さらなる進化を果たしたDS E-テンスのパフォーマンスモデルが「プロトタイプ」を名乗って登場

ここから本文です

さらなる進化を果たしたDS E-テンスのパフォーマンスモデルが「プロトタイプ」を名乗って登場

掲載 5
さらなる進化を果たしたDS E-テンスのパフォーマンスモデルが「プロトタイプ」を名乗って登場

DSブランドの電動コンセプトGTカー「E-テンス」の進化バージョンとなる「E-テンス パフォーマンス プロトタイプ」が初公開。ツインモーターのシステム最高出力は600kW(815hp)を発揮

 グループPSAは2022年2月7日(現地時間)、DSブランドのハイパフォーマンスコンセプトカー「E-テンス(E-TENSE)」の進化バージョンとなる「E-テンス パフォーマンス プロトタイプ(E-TENSE PERFORMANCE prototype)」を発表した。

最高出力155psのハイスペック"PureTech"エンジンを搭載したDS3クロスバックの特別仕様車が日本再上陸

 2016年開催のジュネーブ・ショーでワールドプレミアを飾ったコンセプトカーのDS E-テンスは、流線形のスタイルを纏った2シータークーペのボディに、美しいステッチを施したなめし革やアルミニウム製のギョーシェ彫り(クル・ド・パリ文様)といった、豪華で洗練された独特のインテリアを内包。外装には“DS PERFORMANCE”エンブレムを配備する。パワートレインは前後にモーターを配する電動4輪駆動で構成し、最高出力は402hp、最大トルクは516Nmを発生。性能面では、最高速度が250km/h、0→96mph(約155km/h)加速が4.5秒と公表していた。
 E-テンスはその完成度の高さから市販化が期待されたものの、結局は実現せず。ただし、新時代のDSを象徴するフロントマスクのデザインや、ギョーシェ彫りの内装パーツ、そして「E-テンス」および「パフォーマンス」のネーミングは、後に市販化されるDS7やDS3、DS4といった電動化モデルに継承された。

 DSブランドの電動化モデルの先駆けとなることで、その役目を終えたかに見えたコンセプトカーのE-テンス。しかし、開発陣は電動ハイパフォーマンスカーの設定を諦めていなかったようだ。6年あまりを経た今回、進化バージョンの「E-テンス パフォーマンス プロトタイプ」を初披露したのである。

 エクステリアはフォーミュラEにて2年連続でダブルタイトルを獲得したDS TECHEETAH Formula E Teamチームからインスパイアされたレーシーなエアロシェイプを採用。基本骨格には軽量かつ高剛性なカーボンファイバー製モノコックを導入する。800個以上のLEDで構成した新しいデイタイムライトテクノロジー、スピード線が入ったかのような新DSシグネチャーを配したフロントグリル、抑揚が増したフェンダー造形、新しいエアロダイナミクスデザインの21インチアロイホイール、フロントのライティングと同意匠で仕立てたLEDリアコンビネーションランプ、空力性能を高めた新造形のスポイラー類やディフューザーなど、ディテールに徹底してこだわった点も、E-テンス パフォーマンス プロトタイプの特徴だ。

 パワーユニットの強化も図り、前後モーターのトータル最高出力は600kW/815hp(フロントモーター250kW+リアモーター350kW)、最大トルクはプレスリリースに間違いがなければなんと8000Nm!を発生。制御機構などに関しては、Formula Eで培った技術を最大限に活用するという。性能面では、0→60mph(約96km/h)加速を2.0秒でこなすそうだ。

 なお、DSはE-テンス パフォーマンス プロトタイプの市販化に向けて、さらなる革新的な技術を採用しながら、開発およびテストを進めていくと公表している。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【インドネシア】ヤマハ「WR155R」発表! 17馬力のハイパワーエンジン搭載! 軽量「オフロードバイク」が凄い! “カラーフレーム”に新グラフィックを採用して登場!
【インドネシア】ヤマハ「WR155R」発表! 17馬力のハイパワーエンジン搭載! 軽量「オフロードバイク」が凄い! “カラーフレーム”に新グラフィックを採用して登場!
くるまのニュース
2025年の新人ドライバーがカーナンバーを選択。『12』や『7』などかつてチャンピオンの使用したナンバーが復活
2025年の新人ドライバーがカーナンバーを選択。『12』や『7』などかつてチャンピオンの使用したナンバーが復活
AUTOSPORT web
スズキ『スイフト』新型のツートンカラーが「オートカラーアウォード2024」特別賞に
スズキ『スイフト』新型のツートンカラーが「オートカラーアウォード2024」特別賞に
レスポンス
おじさんになったら運転は「目」に注意! 視力低下と防ぐ方法
おじさんになったら運転は「目」に注意! 視力低下と防ぐ方法
ベストカーWeb
[アルファード]なのに4人乗りだと!? えらいさんたちも大満足の[超~VIP仕様]誕生!! 
[アルファード]なのに4人乗りだと!? えらいさんたちも大満足の[超~VIP仕様]誕生!! 
ベストカーWeb
免許取得前の娘のために日産「フィガロ」を購入!「オリジナル状態の車体を選べるうちに手に入れました」…今後入手困難になるのは必至!?
免許取得前の娘のために日産「フィガロ」を購入!「オリジナル状態の車体を選べるうちに手に入れました」…今後入手困難になるのは必至!?
Auto Messe Web
よく見ると「道路標識」の支柱に貼ってある謎の番号! じつは超有能なヤツだった
よく見ると「道路標識」の支柱に貼ってある謎の番号! じつは超有能なヤツだった
WEB CARTOP
【パガーニ創業者も来日】ウアイラ、ゾンダにウトピアも展示 明治記念館でプライベートパーティー開催
【パガーニ創業者も来日】ウアイラ、ゾンダにウトピアも展示 明治記念館でプライベートパーティー開催
AUTOCAR JAPAN
マツダ『ロードスター』リコール情報…障害物検知が正常に働かない
マツダ『ロードスター』リコール情報…障害物検知が正常に働かない
レスポンス
【累計生産100万台を達成】三菱 インドネシアの生産拠点 2017年4月から生産開始で約50カ国へ輸出
【累計生産100万台を達成】三菱 インドネシアの生産拠点 2017年4月から生産開始で約50カ国へ輸出
AUTOCAR JAPAN
あの“マールボロ・マクラーレン”よりはるかに長い43年のスポンサーシップに幕。IMPUL星野一義総監督「カルソニックは俺の人生そのもの」
あの“マールボロ・マクラーレン”よりはるかに長い43年のスポンサーシップに幕。IMPUL星野一義総監督「カルソニックは俺の人生そのもの」
motorsport.com 日本版
【アメリカ】トヨタの「小型SUVコンセプト」がスゴかった! 全長4.3m級ボディに“ゴツ顔”採用! “次期FJクルーザー”ともいわれた「FT-4X」とは?
【アメリカ】トヨタの「小型SUVコンセプト」がスゴかった! 全長4.3m級ボディに“ゴツ顔”採用! “次期FJクルーザー”ともいわれた「FT-4X」とは?
くるまのニュース
チェックするタイミングはいつ!? バイクのチェーンとスプロケの点検頻度は?
チェックするタイミングはいつ!? バイクのチェーンとスプロケの点検頻度は?
バイクのニュース
【スポーティグレード追加】ノート・オーラに「オーテック・スポーツ・スペック」 走りをチューン
【スポーティグレード追加】ノート・オーラに「オーテック・スポーツ・スペック」 走りをチューン
AUTOCAR JAPAN
疲労を軽減する「インテリシート」オペルが開発、新型SUV2車種に採用へ
疲労を軽減する「インテリシート」オペルが開発、新型SUV2車種に採用へ
レスポンス
ヤマハの電動アシスト自転車『PAS』、2025年モデル「11車種の特徴と違い」を比較チェック!
ヤマハの電動アシスト自転車『PAS』、2025年モデル「11車種の特徴と違い」を比較チェック!
レスポンス
トヨタ アルファード、ヴェルファイアに6人乗りPHEVを新設定
トヨタ アルファード、ヴェルファイアに6人乗りPHEVを新設定
Auto Prove
BYD、佐賀県初の正規ディーラーをオープン
BYD、佐賀県初の正規ディーラーをオープン
レスポンス

みんなのコメント

5件
  • フロントマスクのデザインがトヨタっぽいな。
  • 相変わらずディテールばっか凝っててシルエットは平凡よな。奇抜なシルエットでディテールはシンプルなオリジナルのDSと真逆の事してどうする
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

260.1299.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

18.0210.6万円

中古車を検索
DS3の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

260.1299.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

18.0210.6万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村