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『SUZUKA Race of Asia』では『SUZUKA 10 HOURS』出場予定チームにも要注目!

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『SUZUKA Race of Asia』では『SUZUKA 10 HOURS』出場予定チームにも要注目!

 6月30~7月1日に鈴鹿サーキットで開催される『SUZUKA Race of Asia 2018』。今回は同イベントのメインレースであるブランパンGTシリーズ・アジアと8月末開催のGT3世界一決定戦『鈴鹿10時間耐久レース』の両方に参戦するチームを紹介する。

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『SUZUKA Race of Asia 2018』はブランパンGTシリーズ・アジアに挑戦する日本チームに注目

 6月29日(土)・30日(日)に鈴鹿サーキットで開催される『SUZUKA Race of Asia』。このなかで開催される『ブランパンGTシリーズ・アジア』は、GT3レーシングカーがメインクラス。

 GT3はグローバルに活用できるのが特徴だが、『SUZUKA Race of Asia』に参戦するチームの中には、8月24日(金)~26日(日)に開催される『SUZUKA 10 HOURS』に出場を予定しているチームもエントリーしている。

『SUZUKA 10 HOURS』は、世界各国で戦うGT3カーと、日本で戦うSUPER GT GT300クラスのマシン、そしてスーパー耐久ST-Xクラスのマシンが参加可能。もちろんアジア、そして日本を拠点とするブランパンGTシリーズ・アジアのチームにとって、この『SUZUKA Race of Asia』は夏のSUZUKA 10 HOURSに向けた前哨戦になる。

ここでは、『SUZUKA 10 HOURS』にエントリーしたブランパンGTシリーズ・アジアのチームをご紹介しよう。

ARN RACING

 三重県に拠点を置くレーシングチームで、鈴鹿はまさにホームコースと言える。三重で数々の自動車ディーラーを運営するジェントルマンドライバー、永井宏明が代表とドライバーを務める。永井はSUPER GTではTOYOTA PRIUS apr GTをドライブしているが、ブランパンGTシリーズ・アジアでは、自身のARN RACINGからフェラーリ488 GT3をドライブ。

 そのスピードはプロ顔負けで、2017年はスーパー耐久チャンピオンを獲得し、今季はアジアに進出。今季のブランパンGTシリーズ・アジアでは有力チームのひとつに数えられている。これまでのところ、チームは永井をエースに三重県出身のドライバーをそのパートナーに起用し続けている。鈴鹿ではどんなドライバーの組み合わせになるのか楽しみなところだ。


Mercedes-AMG Team GruppeM Racing

 香港を拠点とするチームで、2017年にブランパンGTシリーズ・アジアの誕生がアナウンスされた際に、最初にシリーズ参戦を表明したチーム。その名のとおりメルセデスAMGの強力なバックアップを受けており、メルセデスのワークスドライバーが代わる代わる参戦する。

 また、2017年はブランパンGTシリーズ・アジアの初年度チャンピオン、マカオでのFIA GTワールドカップでの活躍など、アジア圏のトップチームとして君臨している。

 また、2018年からはGT4にもメルセデスをエントリーさせており、チーム体制は非常に強固。『SUZUKA Race of Asia』、そして『SUZUKA 10 HOURS』にどんなドライバーをエントリーさせてくるのか、非常に楽しみなチームだ。

HubAuto Racing

 台湾でスペシャリティカーのディーラーを運営するHubAutoは、近年アジアで積極的なレース活動を展開。日本でもスーパー耐久に参戦したほか、2018年からは全日本F3選手権にもその特徴的なカラーリングをまとったマシンが参戦している。

 もちろんスペシャリティカーを手がけることから、メインとなるのはGTカーでの活動。マカオでのFIA GTワールドカップや中国GTにも参戦、さらにブランパンGTシリーズ・アジアにもフェラーリでの参戦をスタートさせた。『SUZUKA 10 HOURS』にも1台をエントリーさせており、どんな陣容が敷かれるのか気になるところだろう。

KCMG

 香港を拠点とし、アジアを中心に日本、ヨーロッパ等でさまざまなモータースポーツ活動を展開するKCMG。日本企業・コンストラクターとの関係も深いが、2018年からブランパンGTシリーズ・アジアではNISSAN/NISMOの『GT3オフィシャルパートナーチーム』として2台をエントリーさせている。

『SUZUKA 10 HOURS』にも2台がエントリーしているが、ブランパンGTシリーズ・アジアの開幕2戦は18号車に谷口行規/松田次生のコンビが参戦した。最新のNISSAN GT-R NISMO GT3と、チームとの関係も深い三重県出身の松田は『SUZUKA 10 HOURS』にも参戦を期待したいドライバーのひとりだ。

D'station Racing

 2017年からチームを結成しSUPER GT GT300クラス、スーパー耐久、ポルシェ カレラカップ ジャパンに参戦を開始したのがD'station Racing。『SUZUKA 10 HOURS』には、2台をエントリーさせている。

 このうちの1台はスーパー耐久に参戦するグリーンが主体のマシンで、昨年同様ブランパンGTシリーズ・アジアの日本戦に参戦を表明している。ドライバーは腕を上げるオーナードライバーの星野敏、ル・マン24時間ウィナーの荒聖治が有力。スーパー耐久STーXでは第2戦で優勝を飾るなど、ダウンフォースを増した18年モデルのポルシェは『SUZUKA 10 HOURS』でも好成績が期待される。

CARGUY Racing
 会社経営者である木村武史が、『自動車冒険隊隊長』として「クルマのもつ、まったく新しい世界観を創出」するべく立ち上げたプロジェクトが『CARGUY』。近年はモータースポーツにも本格的に力を入れている。

 2018年は、SUPER GTにはHonda NSX GT3を投入したが、ブランパンGTシリーズ・アジアの日本ラウンドにはランボルギーニ・ウラカンGT3を投入予定。ドライバーは木村とケイ・コッツォリーノが組むことが予想されている。コッツォリーノは2017年にブランパンGTシリーズ・アジアの富士戦でも優勝を飾っている。

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