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スズキの大型バイク「アドベンチャーツアラー」がモデルチェンジ 143万円から

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スズキの大型バイク「アドベンチャーツアラー」がモデルチェンジ 143万円から

パリ・ダカール・ラリー出場マシンを連想させるカラーモデルも

 スズキのスポーツアドベンチャーツアラー「V-STROM(ブイストローム)」がモデルチェンジを受け、4月24日より発売をスタートさせる。

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 「V-STROM」は2002年に海外モデルとして登場し、2007年、2013年とモデル変更を実施。2014年6月から日本国内でも販売されるようになり、街中から山岳路、長距離ツーリングといった様々なシーンで快適走行が楽しめるモデルとして人気を博している。

 今回、全面改良となったスポーツアドベンチャーツアラーの開発コンセプトは、「The Master of Adventure(冒険の達人)」。どこまでも走りたい、山岳路でも自由にマシンを扱いたいというライダーの願いを念頭に置き、長距離ツーリングでより快適に走行を楽しむことができるよう、エンジン性能を向上し、電子制御システムや装備の充実を図った。

 車名は「V-STROM 1000」から「V-STROM 1050」へと変わったが、1036cm3のV型2気筒エンジンは排気量の変更はなし。しかしながら、電子制御スロットルの採用や吸排気タイミングの調整により、出力は5kW向上。新車を対象に2020年12月から導入される「令和2年排出ガス規制」に対応し、29.2km/L(60km/h定地燃費値/2名乗車時)の燃費性能を実現する。

 また、出力特性を選択できる「SDMS(スズキドライブモードセレクター)」や、3段階から選択可能なトラクションコントロールなど、様々な走行シーンに対応する電子制御システム『S.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)』を新搭載。ライダーの使い勝手や利便性も向上させている。他にも高さ調整が可能なウインドスクリーン、頑強なスタイルを演出するアルミ製のテーパー形状のハンドルバーを標準装備した。

 スタイリングは、従来モデルにあった比較的丸みを帯びた外装パーツ群から直線基調のものへと変更。これは、1988年に発売したスズキ初のアドベンチャーバイク「DR750S」をモチーフにしたデザインを、より現代風にアレンジしたものだという。

 上級モデルとなる「V-STROM 1050XT」には、新採用のクルーズコントロールやヒルホールドコントロールのほか、荷重や下り坂に応じてブレーキを制御するロードディペンデントコントロール、スロープディペンデントコントロールを搭載。装備面でも、ナックルカバーに加え、アルミ製アンダーカウリング、アクセサリーバー、センタースタンドを用意し、ワイヤースポークホイールやシート高調整機能、LED式ターンシグナル、12Vアクセサリーソケットが標準装備となる。

「V-STROM 1050」のボディカラーは、「グラススパークルブラック/ソリッドアイアングレー(黒/グレー)」、「グラススパークルブラック/ブリリアントホワイト(黒/白)」、「グラススパークルブラック(黒)」の3色。

 「V-STROM 1050XT」は、「チャンピオンイエローNo.2(黄)」と「グラススパークルブラック(黒)」。さらに、1988年のパリ・ダカール・ラリー出場マシン「DR-Z」を彷彿とさせるヘリテージスペシャル「ブリリアントホワイト/グラスブレイズオレンジ(白/オレンジ)」という特別色を用意し、こちらも3色での展開となる。

 車両価格は「V-STROM 1050」が143万円(税抜き)、「V-STROM 1050 XT」が151万8000円(税抜き)とのこと。

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  • 丸目のサイクロプスっぽいのも独特で好きでしたが、DRビックな角目もかっこいいかと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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