2023年9月20日、注目のコンパクトEV「BYD ドルフィン」の価格が発表され、同時に販売を開始しました。
そこで、実質298万円(税込)~のコンパクトEV「BYD ドルフィン」の価格やアフターサービスの概要などを詳しくご紹介します。手が届きやすい価格で、運転がしやすく、安全性が高いEVを探している方は注目です。
実質298万円(税込)~のコンパクトEV「BYDドルフィン」
2023年9月20日、都市部における需要やセカンドカー需要に応えるコンパクトEV「BYD DOLPHIN(ドルフィン)」の価格が発表されました。
メーカー希望小売価格は、BYD DOLPHIN(スタンダードモデル)が363万円(税込)、BYD DOLPHIN Long Rangeが407万円(税込)となっています。
電気自動車であるドルフィンはCEV補助金の対象車です。この補助金を適用すると、スタンダードモデルのドルフィンが298万円(税込)、ロングレンジが342万円(税込)となります。
SUVのATTO3が440万円(税込)であることから、多くの人にとって手の届きやすい価格へ設定されたEVといえるでしょう。
月々4万円以下でドルフィンに乗れる!?ライフプランに合わせた多彩なファイナンスプラン
BYDでは、ライフスタイルに合わせたファイナンスプランを多数用意しています。
オートローンは、通常型ローン、3年~5年据置型ローン、残価据置(4年間自由返済)ローンを用意。オートリースは、オープンエンド方式のオートリースに加え、サブスク型リースの「BYD eフラット」が用意されています。
サブスク型リースの「BYD eフラット」は、頭金なし・ボーナス払いなし、法定費用・自動車税・自賠責保険がコミコミになっている定額プランで、月額利用料は3万8830円~(税込/DOLPHIN スタンダードの試算値)となっています。
【関連記事】航続距離は476km、日常の足なら十分!BYDのコンパクトEV「ドルフィン」に乗ってわかった実用性
充実している安全装備とアフターサービス
BYD ドルフィンには、先進的な運転支援システムが標準装備されていることが特徴的です。
また、車内に人や動物が残っていた場合にライトの点灯とホーンで車外に知らせる「幼児置き去り検知(CPD)」も標準装備となっています。このような安全機能がグレード問わず装備されているのは、ユーザーにとっても嬉しいポイントといえるでしょう。
2023年9月からスタートしたカーライフサポート「BYD安心プログラム」
BYDでは、2023年9月からカーライフを全面的にサポートするプログラム「BYD安心プログラム」がスタートしました。
「BYD安心プログラム」は、新車保証とメンテナンスパッケージ(BYD eパスポート)に加入することで、カーライフをトータルサポートするサービスとなっています。この「BYD安心プログラム」の大きなトピックは、初回車検までプログラムに含まれているという点です。
一般的にメーカーや販売店が用意しているメンテナンスパッケージは、6ヶ月点検や12か月点検など、車検以外の点検や消耗品をサポートしているケースがほとんどです。一方、BYD安心プログラムは、初回車検までカバーしているため初回車検の費用を心配する必要がありません。
このようなアフターサービスにも力を入れている点は、特筆すべきポイントといえるでしょう。
BYD Auto Japan 東福寺 社長「ドルフィン導入にあたり高さを1550mmにするよう開発部門へ依頼した」
新車価格発表会では、BYD Auto Japan 東福寺 社長が登壇し、新型車「ドルフィン」について紹介しました。また、ドルフィンを日本に導入するにあたり、早い段階から開発部門に依頼していたことがあると話しました。
東福寺社長は、「実は、2022年2月にドルフィンのサンプル車を日本に持ち込み、展示したり、試乗に使ったりしていました。そんな時、全高が1570mmあることをBYDのメンバーが発見しました。この高さがあと20mm低くなれば、多くの駐車場に入れられると考え、早い段階から開発部門に日本向けを1550mmにしてほしいと依頼し、実現しました」と、日本向けドルフィンへのこだわりを発表会で話しました。
この1550mmという日本の駐車場事情を考慮した高さによって、都市部の機械式駐車場や高さに制限がある場所でも問題なく入庫することが可能となっています。
BYD Auto Japanマーケティング部 遠藤部長「より多くの方に乗ってもらいたい」
今回のドルフィンの価格発表会では、マーケティング部 遠藤部長にも話を聞くことができました。
そこで、「ドルフィンはどのような方々をターゲットにしているのか?」と聞いてみると、「日本におけるドルフィンは、様々な方がターゲットです。本国(中国)では、20代~30代の女性がメインターゲットとなっていますが、日本ではターゲットを絞ることなく、より多くの人に乗ってもらいたいと考えています」とのことでした。
日本における車の使い方を考えると、コンパクトカーのドルフィンは、さまざまなユーザーにマッチするモデルといえます。このような日本における車の使い方や運転のしやすさなど、日本ならではの車事情を考慮し、ターゲットを絞らないようにしているようです。
興味があるなら見て・乗って・体感してみて
脱炭素社会に向けて電動化が進む自動車業界。BYDの乗用車第2弾モデルであるドルフィンは、運転しやすいコンパクトEVであるため、都市部のユーザーやセカンドカー需要など、あらゆる要望に応えられる1台といえるでしょう。
今回発表されたコンパクトEV「ドルフィン」の価格を見ると、あらゆる世代の方々に手が届きやすい設定となっています。そのため、少しでもドルフィンに興味があるなら、販売店で試乗し、乗り心地や使い勝手などを確認してみるとよいでしょう。
中には、「中国の車……」と感じる方がいるかもしれません。しかし、2020年4月にBYDとトヨタが合弁会社を設立していることからも、日本を代表する自動車メーカーであるトヨタと手を組むBYDは、勢いのある自動車メーカーといえるでしょう。
取材・文/齊藤優太
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みんなのコメント
電気自動車の普及と言ってこくないを疎かにするのは、いかがなものなのでしょうか?
そこに税金を投入するなら、やはり国内に向けて投入すべきでは?
なぜ、他国に国民の税金を投入するのでしょうか?
中国や韓国車など、興味ないね。