■新型「M3」は、今買いか!?
2021年1月26日から販売がスタートした待望のBMW新型「M3」。正確には新型M3の車名は「M3コンペティション」となり、これまでパッケージオプションだったコンペティション仕様が標準化されているのが大きな特徴となる。
【画像】2021年秋まで待った方がいい「M3」のディテールとは(20枚)
さらに望めば「コンペティション・トラックパッケージ」をオプションで選択することもできるというのだから、M3はさらに硬派なモデルになったというのが第一印象だ。
日本での車両価格(消費税込)は、標準モデルとなるM3コンペティションが1324万円、「M3 コンペティション・トラックパッケージ(受注生産)」が1436万円となる。
最初は斬新さと違和感で、賛否両論を生み出した縦長の大型キドニーグリルも、走りに徹するM3のコンセプトと照らし合わせると、その存在感は非常に良くマッチングしていることが分かる。
エンジンルームに搭載されるパワーユニットは、最高出力510ps/6250rpm、最大トルク650Nm/2750-5500rpmという、ファンの期待どおりに「怒涛の」と表現したくなるパワー&トルクを発揮する、3リッター直列6気筒Mツインパワーターボエンジンである。
これに8速ステップトロニック・トランスミッションを組み合わせ、後輪を駆動するのが標準的なスタイルとなるが、さすがに510psのパワーをRWDの駆動方式でドライブすることに戸惑いを感じるカスタマーも多いだろう。
そうした不安要素を取り除くべく、BMWはインテリジェント4WDシステムのM xDriveを搭載した4WDモデルである「M3コンペティション xDrive」を、2021年秋から追加設定することをアナウンスしている。
BMW(とくにMモデル)にはフロントエンジン・リアドライブを求めるカスタマーも多いだろうが、新型M3は4WDモデルの導入を待った方が賢明かもしれない。4枚ドアのセダンであるM3をデイリーユースするのならば、なおさら4WDである方が使用目的が拡がるだろう。
■新型「M3」は4WDを選んで間違いない
新型M3のドライブ&シャシテクノロジーには、Mアダプティブ・サスペンションなど、モータースポーツの現場から得たノウハウが最大限に導入されている。
2021年秋に追加されるM3コンペティション xDriveでは、RWDならではの俊敏性と4WDによるスタビリティを両立させた、実にダイナミックな走りが可能になるとのことである。ドライバーは「4WD」、「4WDスポーツ」に加えて、DSCをオフにすれば「RWD」の3つの走行モードから、自分にあった最適なモードを選ぶことができる。
つまり、サーキットなどのクローズドコースでは、これまでどおり後輪駆動でスポーツ走行を満喫できるのだから、4WDのM3コンペティション xDriveを待った方が賢明であるというわけだ。
8速Mステップトロニック・トランスミッションも同様に、好みの走行スタイルに応じて3つのシフトプログラムからベストな設定をチョイスできる。
シフトチェンジはセンターコンソール上のMセレクターレバー、もしくはステアリング・ホイールに装備されたシフトパドルで操作する。とくにシフトパドルはサーキット走行などにおいて、ドライバーにとって大きな助けとなることは確かだ。
ブレーキシステムは耐熱、耐フェード性に優れた大径の6ポッドMコンパウンドブレーキが標準仕様となり、オプションではさらに性能を高めたMカーボンセラミックブレーキを設定。
ホイールはフロントが18インチ、リアが19インチと前後異径となり、タイヤは各々275/40ZR18、285/35ZR19サイズを装着する。
新型M3は、スポーツ性に特化したモデルとはいえ、さまざまな先進安全装備など現代の最先端装備を備えるモデルでもある。しかし、受注生産となるコンペティション・トラックパッケージは、それらの安全装備の一部を省略する一方で、Mドライバーズ・パッケージやMカーボン・バケットシートなどの装備を加えた、よりスパルタンな1台となる。
M3のスタイリングは実に魅力的だ。大型キドニーグリルに加えて専用のサイドギルやドラミラー、リアスポイラー、ディフューザーにも十分な迫力が備わっている。リアトレッドがワイド化されているのも、高性能モデルの証といえるだろう。
直接のライバルとなるメルセデスAMG「C63/C63 S」には4WDがラインナップされていないため、M3コンペティションにM xDriveをという、大きな魅力が加わったことになる。また、4WDであることを最大の理由にアウディのRSモデルに乗っていた人にとっても、さらなる選択肢となるのは間違いない。
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