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え、ランボルギーニ謹製エンジンなの!? 新型テメラリオが力作すぎ

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え、ランボルギーニ謹製エンジンなの!? 新型テメラリオが力作すぎ

 2003年にガヤルド、2014年にウラカンを販売し、ユーザー層を大きく拡大させることに成功したランボルギーニ。その後継モデルであるテメラリオが2024年末に発表された。気になる動力はV8エンジン+ハイブリッドシステムだという。その詳細をここではお届けしたい。

文:藤野太一 写真:ランボルギーニ

え、ランボルギーニ謹製エンジンなの!? 新型テメラリオが力作すぎ

【画像ギャラリー】え、助手席にもモニターあるじゃん!! テメラリオの全貌がマジでスゴい(8枚)

■ビッグイベントで発表されたランボの最新モデル

ランボルギーニ社内のデザイン部門であるチェントロ・スティーレが手がけたテメラリオ。六角形のライトシグネチャーなど新しいデザインエッセンスが取り込まれている。

 2024年11月29日、アウトモビリ・ランボルギーニは、ランボルギーニの最新モデルをはじめクラシックモデル、特別仕様車などを展示し、パレードなどを行う恒例のイベント「Lamborghini Day Japan」を東京の国立競技場にて開催した。

 そこでPHEV(プラグインハイブリッド)の新型スーパースポーツカー「Temerario(テメラリオ)」を日本国内で初披露した。

 このイベントは新しくなった国立競技場を貸し切りにして発表会や車両展示、パーティなどを行い、また東京プリンスホテルをスタート地点とし、六本木、表参道、原宿を経てゴールの国立競技場まで130台のランボルギーニが東京の街をパレードするという盛大なもの。

 イタリア本国からステファン・ヴィンケルマンCEOやデザインダイレクターのミティア・ボルケルト氏、プロダクトラインダイレクターのパオロ・ラチェッティ氏が来日し、ランボルギーニのオーナーをはじめ、ファンやメディアなど500名を超えるゲストを迎えた。

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■エンジンはV10から自社開発のV8に

注目の動力源は3つのモーターと4リッターV8ツインターボエンジンの組み合わせ。最高出力は920PSとアナウンスされた。

 「テメラリオ」は、V10エンジンを搭載していた「ウラカン」の後継車。V12とPHEVを組み合わせたフラッグシップスーパーカー「レヴエルト」譲りのシステムを搭載したモデルとなる。

 車名の「テメラリオ」はランボルギーニの伝統に則り、闘牛で活躍した牛の名前から命名したもの。ボディサイズは全長4706mm、全幅1996mm、全高1201mm、乾燥重量1,690kg。基本骨格はフルアルミニウム製のスペースフレームで、新しい高強度合金や高強度ハイドロフォーム用材料を初採用。

 またレヴエルトのリアフレームに導入されている薄型の中空鋳造材が多用されているという。ウラカンの自然吸気のV10エンジンに代えて、最高出力800PS、最大トルク730Nmを発揮する 4リッターV8ツインターボエンジンを採用。

 このツインターボV8は、ランボルギーニ本社で一から設計、開発されたもので、量産型スーパースポーツカーのエンジンとしては初めて10000回転に到達するという。

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■ランボルギーニのラインナップすべてがハイブリッド化

アヴェンタドールなどと同様、操縦席感を強調したインテリアデザインを採用。スポーツモデルながら快適性もしっかりと確保されているという。

 ハイブリッドシステムは、フロント2基+リア1基の3モーター式で、システム最高出力920PSに到達。総容量3.8kWhというコンパクトなリチウムイオンバッテリーを、センタートンネル内にレイアウト。

 トランスミッションは8速DCTで、駆動方式は4WDとなっている。0-100km/h加速は2.7秒、最高速は343km/hと公表される。

 このモデルの登場によって、レヴエルト、ウルスSEと、ランボルギーニの最新ラインアップはすべてハイブリッド化したことになる。

 気になるのはウラカンの姉妹車であったアウディ「R8」が絶版となってしまったこと。果たしてテメラリオのアウディ版はあるのか。F1の参戦も迫っており、新たなスポーツモデルの登場にも期待したい。

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