■「Z NISMO」をオートサロンで展示予定
日産は2023年12月18日、2024年1月上旬に開催の「東京オートサロン2024」への出展概要を発表しました。
同社のブースでは、新型「フェアレディZ NISMO」も展示されます。
【画像】「えっ…!」 これが「史上最強のZ」です! 画像で見る(65枚)
フェアレディZは2ドアスポーツカーで、1969年の登場以来日本を代表するスポーツモデルとして支持されています。
現行型(RZ34)は6世代目にあたり、2022年6月に発売されました。
内外装デザインの随所には、「S30型」や「Z32型」など歴代モデルをオマージュした意匠が採用されたほか、最大出力405馬力・最大トルク475Nmを発揮する新開発の3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載するなど、走行性能も高められています。
2023年8月には改良を行った2024年モデルが登場。このとき、登場が待ち望まれていたハイパフォーマンスモデル「NISMO」モデルが追加されました。
エクステリアでは、NISMO専用フロントグリル、前後バンパー、サイドスカート、リアスポイラーなどを装着。
各専用パーツはダウンフォースの強化や空力性能の向上といった機能に加え、赤のアクセントカラーを配し、低重心かつ長く伸びやかなスピード感を表現するなど、スポーティな装いとなっています。
フロントグリルのメッシュは、スーパースポーツカー「GT-R(2024年モデル)」で採用したハニカムデザインとすることで、通風抵抗を減らし、冷却効率の向上を実現しています。
ホイールはNISMO専用グロスブラック19インチ鍛造品を装着し、リム幅を広げながらも剛性と軽量化を両立しました。
インテリアはブラック基調とすることでドライバーの集中を高めるとともに、シート中央部やステアリングセンターマーク、シートステッチなどにスポーツ走行を盛り上げるレッドカラーを取り入れ、デジタルメーターも「NISMO」の表記を追加するなど、特別感も演出されています。
パワーユニットは3リッターV型6気筒ツインターボエンジン「VR30DDTT」と同一ですが、最高出力420馬力・最大トルク520Nmと、通常モデルより15馬力・45Nmの出力向上を図り、歴代フェアレディZ史上最強スペックとなりました。
組み合わされる9速ATは変速レスポンスと耐久性を向上させ、俊敏なシフトチェンジを可能としました。なお通常モデルには6速MTが設定されていますが、NISMOモデルには用意されませんでした。
そのほか、ボディやステアリングのねじり剛性を高めるとともに、シャシには専用チューニングを実施。ブレーキもNISMO専用品を装着し、本格的なスポーツ走行を実現します。
新型Z NISMOの価格(消費税込)は920万400円に設定されています。
※ ※ ※
東京オートサロン2024は、2024年1月12日から14日まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されます。
日産ブースでは4台のコンセプトカーのほか、フォーミュラEマシン、「AUTECH」ブランドのカスタムカー、「スカイライン NISMO」および「GT-R NISMO」が展示されます。
なお、フェアレディZは発売直後から受注を停止しており、2023年12月下旬現在も公式サイト上では受注再開時期が未定となっています。
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日本がどこまで落ちていくのか心配。