マツダの新世代商品群第三弾となる、コンパクトSUVが登場した。フリースタイルドアとフレームドトップを採用したMX-30である。(Motor Magazine2021年1月号より)
2021年1月にはBEVをラインナップ
マツダの新しいSUVクロスオーバーがMX-30である。東京モーターショーで公開されたこのクルマは、BEV(バッテリーEV)化も前提に開発されたモデルである。当然、BEVがデビューするものだとばかり思っていたが、今回、発表されたのはマイルドハイブリッドである。ちなみに日本市場でのBEVの発売は、2021年1月を予定しているという。
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このMX-30が加わったことで、マツダのコンパクトSUVは、CX-3、CX-30、MX-30の3モデルとなった。CX-3こそ少しサイズが小さくて全長4275mm、全幅1765mmだが、CX-30は、全長4395mm、全幅1795mm。そしてMX-30は、全長、全幅がCX-30と同じである。
価格帯も前者が239万2500円~、後者が242万円~と近い。それぞれ特徴はあるが、どうしてもカニバリズムを心配してしまう。
しかし、この中でもMX-30は最後発ということもあり、差別化している点も多い。CX系とは違った雰囲気を持つデザインやフリースタイルドア(観音開きドア)を採用していることもそうだが、パワートレーンが、2Lガソリンエンジンにベルト駆動ISG方式のモーターや24Vリチウムイオン電池、DC-DCコンバーター、回生ブレーキシステムからなるマイルドハイブリッド「eスカイアクティブ」であることなどである。
走り出すと、エンジンとモーターの協調、そして回生協調ブレーキなどに違和感がない。走行中は、あまりモーターがでしゃばることなくハイブリッド感は薄いが、アイドリングストップからの再始動は振動もなく静かでハイブリッドらしさもしっかりと感じられる。
ADASも最新版だ。スマートブレーキサポートに交差点での衝突事故回避・被害軽減を支援する機能をマツダで初めて採用した。ただし、オプションなのが残念。こうした機能は標準装備してほしい。(文:千葉 知充)
■マツダMX-30 100周年特別記念車2WD 主要諸元
●全長×全幅×全高=4395×17955×1550mm
●ホイールベース=2655mm
●車両重量=1460kg
●エンジン=直4DOHC
●総排気量=1997cc
●最高出力=156ps/6000rpm
●最大トルク=199Nm/4000rpm
●モーター最高出力=6.9ps
●モーター最大トルク=49Nm
●駆動方式=FF
●トランスミッション=6速AT
●車両価格(税込)=315万7000円
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