■街でもアウトドアでも活躍するエクストレイルの魅力とは
2013年に3代目となる現行モデルとなり、激戦続くSUV市場で今でも売れ続けている日産の「エクストレイル」ですが、オーナーはどのような部分を魅力と感じているのでしょうか。
日産新型「エクストレイル」が登場! より洗練されたイメージに昇華
日本自動車販売連合会によると、エクストレイルの2019年販売台数は3万6505台で、軽自動車を除いた全体の新車販売台数では24位を記録。
直近の2020年11月では全体の28位を記録しており、2020年の現在でも根強い人気を誇っています。
ボディサイズは、全長4690mm×全幅1820mm×全高1730mm。初代、2代目では直線基調の角張ったエクステリアデザインが特徴でした。
しかし、現行モデルではフロント部分に向かって丸みを帯びた流線型のデザインとなったほか、フロントグリルには日産のデザインコンセプトとなるVモーショングリルが採用されています。
インテリアでは、黒を基調にまとめられており、シートは防水仕様なため雨や雪で濡れた状態のまま座っても簡単に拭き取ることが可能です。
また、クルマの荷室は565リッターの広さを誇りこの部分も防水仕様対応のため、汚れていたり濡れているものも気にせずに載せることができます。
安全面については「プロパイロット」や、デコボコ道でも車体の振動を低減する「インテリジェント・ライドコントロール」、上空から自車を見ているような映像をナビ画面などに映し出す「インテリジェント・アラウンドビューモニター」など機能を搭載。
パワートレインは、ガソリン車とハイブリッド車が設定されるものの、エンジンは2リッター直列4気筒を搭載。ハイブリッド車では、これにモーターを組み合わせています。
最近の販売動向について、日産の販売店は次のように話します。
「最近では、2019年にトヨタ『RAV4』が出てきたことでユーザーがそちらに流れている印象があります。
また、夏頃から次期型エクストレイルと予想される『ローグ』がアメリカで出たこともあって、その日本版を待つというお客さまもおり、以前よりは販売に勢いがない状況です」
■アクティブなSUVといえばエクストレイル! ユーザーの反響はいかに?
エクストレイルに乗っているオーナーは、どのような評価をしているのでしょうか。
エクステリアについては「リアのデザインが好き」「前期型からの乗り換えだが、バンパーの形状なども変わっていてカッコよくなった」など高い評価が多いようです。
一方でインテリアについては、「シートの素材が変わり、へたりやすくなったなった印象」「電子デバイスやデジタル表記がイマイチ」といった否定的な意見が多く、なかには「デザインが古いし、あか抜けない」といった辛辣な意見も見られました。
走行性能については「セダンより重量が重いのにモーターアシストでよく走る」「高速での安定性も向上していてカーブが曲がりやすくなった」といったような前向きな意見があり、エンジン性能については「動力性能は文句なし」といった好評の意見が見受けられます。
燃費性能については、「あまり燃費が良いとは感じない」「エクストレイルは燃費重視というより快適性重視だと思う」といった意見があり、評価は低いようです。
価格面については、「最近のクルマに比べると妥当な金額だと思う」「特別高くは感じない」と妥当な金額と感じている意見が多く見られました。
※ ※ ※
ユーザーの声をまとめると、同クラスのSUVのなかでデザインや価格、燃費などバランスが一番優れているモデルとして定評があるようです。
現行モデルの登場から8年経過していることで、古さは否めませんがそれでもエクストレイルならではの良さは健在だといえます。
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日本軽視しているだけじゃないの?