現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ヴォルフガング・ポルシェ博士が80歳に! ポルシェのサクセスストーリー、スポーツカーの象徴である「911」の開発に当初から携わったレジェンド。

ここから本文です

ヴォルフガング・ポルシェ博士が80歳に! ポルシェのサクセスストーリー、スポーツカーの象徴である「911」の開発に当初から携わったレジェンド。

掲載
ヴォルフガング・ポルシェ博士が80歳に! ポルシェのサクセスストーリー、スポーツカーの象徴である「911」の開発に当初から携わったレジェンド。

ポルシェCEOに「明日のエクスクルーシブでサステイナブルなモビリティを形作るための重要な柱」と言わしめる博士はまだまだ現役!

「ポルシェ神話は生きており、決して滅びることはありません!」、ヴォルフガング・ポルシェ博士は2009年7月、ツッフェンハウゼンのポルシェチームにこの伝説的な約束をし、困難な時期にも自信を与えてくれた。今日、ポルシェAGの監査役会会長は2023年5月10日(水)、80歳の誕生日を迎えた。

電動スポーツカーの「タイカンGTS」や公道を走れるレーシングカーの「911GT3 RS」などを展示!ポルシェブース出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2023 横浜】

ポルシェは証券取引所への上場に成功し、DAX株価指数にいち早く参入し、極めて堅牢なビジネスモデルにより、近年は過去最高の売上、収益、利益を繰り返し達成している。電動モビリティへの変革もまた、計画通りに進んでいる。これは、2007年からスポーツカーメーカーの監査役会会長を務めている、現在80歳の誕生日を迎えた人物のおかげでもあるという。

彼は今日、ベルリンで開催されるフォルクスワーゲン・グループの年次総会で監査役会のメンバーとして誕生日を迎える。彼はそこでさらに5年間選出されることを望んでおり、まポルシェ・ホールディングSEとアウディAGの監査役会にも席を置いている。

ポルシェの従業員にとって「WoPo」は機関投資家であり、長年の間すべてのアンカーポイントとなっている。

ポルシェの執行役員会会長であるオリバー・ブルーメ氏は、彼を「仕事が天職である、好感の持てる識別人物」と呼ぶ。彼は、世界中の多くのポルシェファンや顧客にとって、ポルシェの顔とも言える存在なのだ。特に米国と日本では、多くのポルシェファンの間で特別な評価を得ている。また、彼自身、常に世界のポルシェ・コミュニティの近くにいたいという思いがあり、そこが自分の居場所だと感じているそうだ。

ポルシェのサクセスストーリーは、スポーツカーの象徴である911と密接に結びついている。それは、ヴォルフガング・ポルシェ博士にとっても同じことだ。彼は911の開発に当初から携わったからだ。2017年5月11日(木)に行われた100万台目の911の生産記念式典で、彼はこう振り返っている。

「私は父(フェルディナント・アントン・エルンスト・ポルシェ氏)と一緒にグロスグロックナー・ハイアルペンロードの初走行を許可されました。いまでもあの頃と同じように、911でこの感覚を味わっています。911のおかげで、私たちのブランドのコアバリューは、1948年の初代ポルシェ356「Nr.1」ロードスター以来、今日も変わらず先見性を持っています」

911は今年、誕生から60周年を迎える。伝説的な911は、魅力的で運動性能の高い製品ファミリーの一員となって久しい。燃焼式エンジンを搭載したスポーツカーに加え、プラグインハイブリッド車、そしてタイカンのような全電気自動車も含まれるようになった。

ポルシェは2030年に、スポーツカーの少なくとも80%を完全な電気自動車として顧客に提供することを計画している。ヴォルフガング・ポルシェ博士もまた、電気自動車の愛好家であることを公言している。同時に、ポルシェが「e-fuels (イーフューエル)」の開発と生産に投資することを支持するのも、世界中で13億台以上ある燃焼式エンジンの車両にe-fuelsを追加することが有用であると考えるからだ。

ヴォルフガング・ポルシェ博士は、自らを「オーストリアのシュヴァーベン人 (ドイツ南西部の民族文化的および言語地域出身のゲルマン語を話す人々)」と称し、「朝6時半にグロスグロックナー・ハイアルペンロードを走る」ことを好み、常に前方を見て運転するのだ、と話す。これは、オリバー・ブルーメ氏が長年の協力関係から知っているように、彼らしいことなのだ。

「ヴォルフガング・ポルシェ氏は常に、コントローラーというよりもビジョナリーでした。彼は、明日のエクスクルーシブでサステイナブルなモビリティを形作るための重要な柱なのです。私たちは、彼の誕生日を祝福し、何よりも健康を祈ります。ポルシェの全チームを代表して、彼の大きな信頼に感謝したいと思います。私たちは、彼とともにポルシェのサクセスストーリーを続けていくことを楽しみにしています」

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1694.03642.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

180.08000.0万円

中古車を検索
911の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1694.03642.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

180.08000.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村