■ホンダの新型「”2人乗り”スポーツセダン」初公開
2024年10月31日、ホンダは、11月5日から8日までラスベガスで開催される国際的なカスタムカーショー「SEMA 2024」にて展示する車両を発表しました。
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この中には、「モントレー・カー・ウィーク2024」にて初公開されていた、新型「インテグラ タイプS HRC プロトタイプ」が含まれます。
インテグラは、1985年に登場した歴史の長いモデル。歴代ごとに、セダン・クーペ・ハッチバックと様々なボディタイプが存在します。
日本では2001年登場の4代目モデルを最後に販売が終了しており、現在ではラインナップされませんが、北米や中国などの国外市場では現在も同名を用いたクルマが展開中です。
ただし、北米で展開されるインテグラと、中国で展開されるインテグラは全く異なるクルマで、北米で展開されるインテグラの現行モデルは、2022年に登場した5ドアハッチバックモデルとなっています。
北米版インテグラのラインナップには、内外装やエンジンを強化し、スポーティなモデルとした「タイプS」が存在しています。。
エクステリアでは、大型ダイヤモンドペンタゴングリルや、エアスクープ付きボンネット、センター3本出しのマフラー、グロスブラックのディフューザー、デッキリッドスポイラーを採用するほか、2.8インチ幅広となるワイドフェンダーを装備しスポーティな印象を高めています。
インテリアは、専用フロントスポーツシート(ウルトラスエード素材)を採用するなど、外装同様スポーティさだけでなく高級感も高めています。
パワートレインは、インテグラ史上最も強力だという最高出力320馬力・最大トルク422Nmを発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。これに組み合わされるのは6速MTのみです。
加えて、リミテッドスリップディファレンシャル(LSD)や、パフォーマンスチューンされた「アダプティブダンパーシステム」、13.8インチの大型2ピースフロントローターとブレンボ製4ピストンアルミニウムキャリパーを標準装備されており、そのままサーキット走行が可能な仕様となっています。
今回「SEMA 2024」での展示が発表された新型インテグラ タイプS HRC プロトタイプは、そんなインテグラ タイプSにさらなるパフォーマンスパーツを装着したモデル。
同車は、大幅な軽量化とともに、空力性能、エンジン、サスペンション、ブレーキ性能などが強化され総合的にパフォーマンスが強化されています。
軽量化については、ボンネット、リアドアパネル、そして一体型レカロバケット シートなど、広範囲に渡ってカーボンファイバーコンポーネントを使用することで実現。 オプションのエアコンレスと合わせて、全体の重量はインテグラ タイプ Sと比較して約200ポンド(約90キロ)ほど軽量化されています。
リアシートは完全に撤去されて“2人乗り”となり、シートがあったスペースはカーボンシェルフに置き換えられ、4つのホイールとタイヤをサーキットに運ぶことができるラゲッジスペースへと変化しています。
エクステリアに配されるエアロパーツは、ダウンフォースを増大させ、高速安定性を向上させています。また、ボディカラーは、2代目「NSX」に用いられた「インディイエロー パール」塗装で仕上げられています。
インテリアでは、黒のアルカンターラと色を合わせた黄色のシートベルト、ステッチ、トリムによってさらにスポーティな印象になっています。
パワートレインは、エンジンの出力・レスポンス・冷却性能を、アキュラ インテグラ タイプ S HRC TCX レースカー用に開発された大型インタークーラー、ツイン オイル クーラー、軽量エキゾーストシステムによって向上しています。
ハンドリングは、アキュラ インテグラ タイプ S HRC TCX レースカーと同様に設定されたコイルスプリング、リアアンチロールバー、フロントおよびリアキャンバープレートを備えたローダウン(15 mm)のトラック対応サスペンションによって最適化。
ネガティブオフセットを増やした鍛造軽量19インチ 9.5Jホイールにより、フロントおよびリアトレッドが30mm拡大しており、ハンドリング性能を高めています。
また、ブレーキにも手が加えられており、大型の15インチ2ピースフロントローター(標準のインテグラより+1.4インチ)とBrembo製6ピストンアルミキャリパーが採用されています。
さらに、シャーシの剛性を高め、マルチポイントハーネスの取り付け場所を確保するため、後部バルクヘッドは、Xブレースで補強されています。
※ ※ ※
新型インテグラ タイプS HRC プロトタイプは、ホンダレーシングコーポレーション(HRC)のチャンピオンシップ優勝エンジニアの専門知識と専門技術を活用し、ストリートとサーキットに重点を置いたHRCパフォーマンス パーツの新たなラインアップの可能性を披露するものだといいます。
市販化については、不明ですがSEMA 2024でも多くの注目を集めれば、その可能性は高まるかもしれません。
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